放送番組審議会 2022年02月09日|静岡朝日テレビ

放送番組審議会とは

静岡朝日テレビは、放送番組の適正化を図ることを目的に、毎月(8・12月を除く)1回、番組審議会を開催しています。
審議会は、有識者によって構成され、番組に対する評価や放送全般についてなど、さまざまな角度から率直なご意見をおうかがいする、放送法に基づく機関です。

放送番組審議会議事のあらまし

2022年6月

開催月日 2022年6月13日
開催場所 静岡朝日テレビ本社
出席委員 委員長   伊藤 洋一郎
副委員長  渡邉 聡
委 員   松下 光恵
      倉田 明紀
      海野 尚史
      川口 澄生
      加藤 裕治
      広田 奈都美
      松田 直子
課題番組 『スポーツパラダイス』(静岡朝日テレビ制作)
放送:毎週金曜午後11時15分~11時45分
出演者:MC 石田和外、佐野伶莉、片山真人(静岡朝日テレビアナウンサー)
      

放送開始27年目を迎えたスポーツ情報番組。
 サッカーJ1清水エスパルス、ジュビロ磐田を中心に、藤枝MYFCやアスルクラロ沼津といったJ3のほか高校生年代にも着目し、“サッカー王国”と呼ばれた静岡県のサッカー界の盛り上げていくことに全力を注ぐ番組。そのほか高校野球なども取り上げている。
 長年、長谷川健太さん(現・名古屋監督)や澤登正朗さん(現・清水ユース監督)がMCを務めてきたが、現体制では、テレビ朝日のサッカー解説者としておなじみの松木安太郎さんや佐藤寿人さんら週替わりでお招きし、新たなスポパラをお届けしている。


審議内容 ・映像としてはとても素晴らしいが、ただのニュース報道になっている。素人でも思い付くような解説では無く、もっと技術的に踏み込むことによって、「金曜の夜は『スポパラ』を見るんだ」となると強く思う。観てもらうため、視聴者を引き込むための工夫、努力が垣間見える番組であって欲しい。視聴者に事前で質問を受け、それについて番組内で踏み込んでみてはどうだろうか。他局含めサッカーの番組は「なぜ勝てないのか」にいつも答えていない。「スポパラ」をどうしていきたいかの意欲があって良いのでは。
・森アナウンサー、澤登正朗さんという看板が相次いでいなくなり、どうなることかと思ったが杞憂だった。新コメンテーターの2人は適任だと思う。佐藤寿人さんは引退して日は浅いが、話がうまい。松木安太郎さんは、試合の解説で見せるうるさい感じはなく、番組を盛り上げている。
・人によってはサッカーに偏りすぎという意見もあると思うが、30分という尺を考えても総花的だとどのスポーツのファンも満足しないだろう。金曜夜の放送のため、取り上げられるのは1週前の試合の結果が多く、ニュースとしての価値は低く、それを期待して見る人は少ないだろう。サッカーファンという特定の視聴者層をターゲットに特化した番組の方が視聴者の満足度は高いと思う。
・息子が中学生の時に始まった番組で、今も帰省する度に欠かさず見ては「静岡に帰って来たんだなあ」と言っている。かつてのMCだった石田アナが復帰して局アナ3人が和気あいあいとやっている。特に片山アナがほかのどんな番組よりも伸び伸び明るくやっているのに好感がもてる。楽しく見ることができた。マンネリに陥らず、かつ、一般化し過ぎず、「どなたでも」ではなく、県内のサッカーファン、スポーツファンが満足できる番組を今後も作り続けて欲しい。
・この番組の真の価値は、レポートや報道ではなく、静岡でサッカーが盛んだった頃を懐かしむことができるところ。昔は、テレビ局に「皆にこの良さを伝えたい」という心意気があった。この番組は、良くも悪くも先人の教えをきっちり守り、枠にはめ込んで昭和の遺風性を感じる。若い世代は既視感のある人が多いと思う。テレビ局なので公共性も大事だが、作り手側が「これが好きだ。これが良いんだ」ということを伝えることが一番大事だと思う。静岡のサッカーを大好きな人たちが作っている番組がどういう風に変化していくのか見守っていきたい。
・松木さんの褒めるコメントは番組にリズムを生み楽しい。佐藤寿人さんのコメントをアナウンサーがうまく引き出していて、素人にも分かりやすい解説だった。ポイントごとまとめた構成も良い。
・画面に色々な文字が並んでいて、目で追う情報量が多いのにも感心した。チームカラーも上手に使っている。視聴者との双方向性が生まれるとさらに楽しい。
・番組のツイッターには1万1千人のフォロワーがいる。まめにツイートされていて良い。「負けててもちゃんと放送してくれたスポパラに感謝」というコメントを読んで、ファンが番組を見る見ないは勝ち負けに関係ないのだと思った。このSNSを使わない手はない。もっと早く、次回の出演者を知らせれば、視聴者は増えるはずだ。落語や講談のように、前振りを丁寧にすると視聴率に繋がると思う。ファンの気持ちを汲むような構成にすると長寿番組として続くだろう。
・「高卒ルーキー」という紹介があったが、学歴社会は時代錯誤のため、今後気を付けて欲しい。
・エスパルスやジュビロが下位争いしている現状では、コメンテーターの存在の大きさを改めて実感した。松木さんは番組を明るくしているが、新たな魅力を引き出す演出ができるとさらに楽しくなると思う。
・エスパルスは4年連続で監督が交代する事態になっている。試合運びだけではなく、フィールド外の体制づくりやファンの応援の様子も伝えて欲しい。強くなっている他のチームなど、より広い視点でのリポートや番組独自の分析なども地元ファンは聞きたいと思う。両チームと視聴者が番組を通じて共に成長できるような関係性を築けると番組の存在感がさらに増すと思う。
・澤登さんがMCでいたころは、片山、佐野の両アナは相槌を打っているだけという印象があった。その頃に比べれば、今は二人とも生き生きしている。
・褒め上手でエモーションを重視する松木さん、技術に詳しくメリハリのある佐藤さん。マンネリ化してしまう傾向にある長寿番組においてタイプの違うコメンテーターが代わる代わる出演することで番組に緩急が付いて、新鮮な気持ちで視聴者に見てもらえると思う。ただ、広く浅く伝えるか、狭く深く伝えるかでスタッフは悩まれているのではないか。
・県域放送のスポーツ番組としてコンセプトが明確。サッカーのプレー映像は見どころがあるし、サッカーだけでなく学生スポーツにも目配りが効いているのも地方局ならでは。学生スポーツを扱うのは地方局が地域社会に果たす重要な役割だと思う。近年スポーツの裾野も広がっているため、様々なスポーツを積極的に取り上げて欲しい。
・低迷する県内チームへの前向きな姿勢が目立ちすぎる。これでは番組が単調だ。例えば、画面を通してファンとコミュニケーションできるような作りにしたり、複数の解説者が対談したりするなど、もっと立体的な作りにして欲しい。



こうした意見をいただきました。
次回日程 2022年7月13日(水)

放送番組種別ごとの放送時間量

番組種別 2021年10月~2022年3月第3週合計放送分数(分)
報道 13,409
教育 6,659
教養 12,676
娯楽 20,189
通信販売 7,061
その他 491
対象期間の放送時間全体 60,485

CM放送時間量

CM放送時間量(分)
対象期間におけるCMの放送時間
(上記放送時間全体に含まれる)
9,854

対象期間
2021年10月18日(月)~2021年10月24日(日)
2021年11月15日(月)~2021年11月21日(日)
2021年12月20日(月)~2021年12月26日(日)
2022年1月17日(月)~2022年1月23日(日)
2022年2月21日(月)~2022年2月27日(日)
2022年3月21日(月)~2022年3月27日(日)