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放送番組審議会

放送番組審議会とは

静岡朝日テレビは、放送番組の適正化を図ることを目的に、毎月(8・12月を除く)1回、番組審議会を開催しています。
審議会は、有識者によって構成され、番組に対する評価や放送全般についてなど、さまざまな角度から率直なご意見をおうかがいする、放送法に基づく機関です。

放送番組審議会議事のあらまし

2026年2月

開催月日 2026年2月18日(水)
開催場所 静岡朝日テレビ本社
出席委員 委員長    加藤  裕治
副委員長   川口  澄生
委員     海野  尚史
委員     広田  奈都美
委員     松田  直子 
委員     久保田 香里 (欠席のためリポート提出)
委員     坪川  武史
課題番組 課題番組:『池上彰のどうなる!?リニア新幹線2026』
制  作:静岡朝日テレビ
放送日時:2月8日(日)午後1時55分~午後3時20分 放送



審議内容 【番組全体を通して】
・リニア問題において、今さら聞けないこと、あるいは知っていることを前提に話が進んでいることに違和感を覚える視聴者も一定数いると思うので、そういう方にとっては非常に親切な番組であると思う。
・基本的なリニアの知識や情報を伝えるだけではなく、現状の課題や問題とその確認、完成した後の可能性や時事的な問題と絡めるなど、幅広く取り扱う充実した番組である。時間の使い方も効果的で、最後まで飽きずに色々な角度で見られた。
・華やかな話題と同時に、地味でも重要な検証を追い続け、国家的プロジェクトと地域の暮らしという、非常に大きなものと身近で小さなものの接点を丁寧に描き続けることは、地方局としての使命でもある。
・前回までの番組の良さを踏襲した工夫が散見され、見やすく分かりやすい番組であった。その一方で、どうしてもマンネリ感があり、新しい視点も欲しいと思った。
・ゲストのバランスは取れていたが、大きな意見のぶつかり合いや、視点の対立から議論が深まるといった展開が少なく、やや予定調和的で面白みに欠ける印象も受けた。難しいテーマであるからこそ、異なる立場や温度差がもう少し可視化されると、視聴者の思考も刺激されると思う。
・静岡ではリニア問題について知っている方も多いと思うが、全国の方からすると初めて見るという場面も多いのかなと思うので、そのバランスをどう考えて番組を作っていくのかが結構難しいのではと感じた。
【各パート・コーナーについて】
・新しい顔の先頭車両が出てくるのかと思っていたら、新型の中間車両の話であったので、個人的には「新しい顔」という表現はミスリードのように感じた。
・リニアが動く原理を鉄道模型が用意された場面で補足するなど、省略しがちだが初めて見た人に対しても情報を補うことができると、さらに分かりやすい番組になったと思う。また、せっかく準備されたので、ゲストの方の感想がもう少し引き出せるようなひと工夫があれば、このコーナーの魅力がアップしたと思う。
・静岡県民の一人としては、これまでリニアがもたらす静岡県のデメリットや、前知事の言動がクローズアップされてきたため、他県のリニアに対する期待の大きさに直視出来ていなかったことを改めて実感した。
・奈良県のリニアへの期待を取り上げることは悪くないと思うが、品川-名古屋間に比べ、大阪-名古屋間の方が不確定要素は多いと思うので、こちらについても少し触れてもよかったのではないか。
・4兆円もの総工費増額というJR東海の試算は一企業からすると衝撃的な金額で、その中身を番組の中で深く扱っていたのは分かりやすかった。一方、民間企業の事業としての採算性というのは、事業の継続性や安全性、技術開発などにも影響する最も重要な部分でもあるので、今後は大きな課題として取り上げていく必要があるとも思った。
・岐阜県の建設現場のロケでは、この番組が足を運んで取材を行い、新しい情報を少しでも追うんだという気持ちが伝わってきた。
・リニアの革新的な技術の話題では、AIがどのように導入をされているのかをもう少し深く知りたかった。
・部分開通の可能性として長野県飯田市の取材へ移っていったが、内容については興味深いものの、物価高の流れでは少しテーマと離れてしまっていると感じた。
・飯田市の商工会議所会頭への静岡に対する問いの投げ方には、やや結論を誘導する印象を受ける部分もあったので、もう少し多角的な問いの立て方があってもよかったのではないか。
・3分で分かる静岡のリニア問題のコーナーでは、専門用語がそのまま使われていたので、もうひと段階かみ砕いた説明があれば良かった。また、おじさんのキャラクターが少し怒っていて、話が通じない方みたいな印象が強く出ていたので、もう少し柔らかい表現の方が良かったのかなとも思う。
・万博の黒字化した話題に少し触れていたが、本当に黒字だったかなという、印象としては少し引っ掛かるものが残りモヤモヤした。
・岐阜・大湫町の住民は一定の理解を示して受け入れているが、完全な解決には至っていないという複雑な心情を、丁寧に映し出されていたところがこのシリーズの重要な核となる部分だと思う。
・品川などでも隆起が起こっていることもあり、今後都市を掘り進めていくと、ひょっとすると同様の問題が色々なところで起こってくるかもしれない。地方や地域での問題と都市での問題では色合いが違うので、こういった問題を今後番組でどのように取り上げて伝えていくのだろうかと思う。
【出演者について】
・ゲストにM!LKの曽野舜太さんや、堀未央奈さんという若手を起用したことで、スタジオが明るく爽やかになり、様々な世代の視点を取り込むことで視聴者それぞれが自分事として捉えやすくなる効果があると思った。但し、女性がやや少ないと感じた。
・山梨実験センターのロケでは、鉄道ファンであるSURER★DRAGONの伊藤壮吾さんを起用していたが、鉄道に関する言葉や表現をたくさん持っていらして、感覚的な話も視聴者に上手く伝えてくれていたので、非常に効果的な人選であったと思う。また、ロケを心から楽しみにしている様子が伝わってきて、視聴者にもそのワクワク感が共有されていた。
・ナレーションの声は、柔らかくて、非常に聞きやすいと思った。
・聞き手としてアナウンサーが入ってくれればということではなく、番組に主体的に関わり、調べて知って、組み立てていくことで、その人独自の魅力で番組を一つ構成できるような力を身につけていってくれるということも期待できるのかなとも思った。

次回日程 2026年3月11日(水)

放送番組種別ごとの放送時間量

番組種別 2025年4月~2025年9月第3週合計放送分数(分)
報道 13,727
教育 6,761
教養 12,922
娯楽 19,996
通信販売 6,593
その他 297
対象期間の放送時間全体 60,296

CM放送時間量

CM放送時間量(分)
対象期間におけるCMの放送時間
(上記放送時間全体に含まれる)
10,097

対象期間
2025年04月21日(月)~04月27日(日)
2025年05月19日(月)~05月25日(日)
2025年06月16日(月)~06月22日(日)
2025年07月21日(月)~07月27日(日)
2025年08月18日(月)~08月24日(日)
2025年09月15日(月)~09月21日(日)