放送番組審議会とは
静岡朝日テレビは、放送番組の適正化を図ることを目的に、毎月(8・12月を除く)1回、番組審議会を開催しています。
審議会は、有識者によって構成され、番組に対する評価や放送全般についてなど、さまざまな角度から率直なご意見をおうかがいする、放送法に基づく機関です。
放送番組審議会議事のあらまし
2026年9月
| 開催月日 | 2026年9月9日(水) |
|---|---|
| 開催場所 | 静岡朝日テレビ本社 |
| 出席委員 | 委員長 加藤 裕治 副委員長 海野 尚史 委員 川口 澄生 委員 広田 奈都美 委員 久保田 香里 委員 坪川 武史 委員 鈴木 あゆみ |
| 議題 | 『生成AI・SNS 時代におけるテレビの「価値と責任」~革新技術とどう向き合うか~』 (第95回系列24社放送番組審議会委員代表者会議テーマ) |
| 審議内容 | 【全体を通して】 ・生成AIやSNSなどの革新技術は今後さらに発展していくことが予想されるが、そのような時代にあっても、テレビ局が果たすべき「正確で信頼できる情報を届ける」という本来の使命は変わらない。 ・テレビには単に情報を伝えるだけでなく、視聴者に新たな気づきや考えるきっかけを与え、多様な価値観を共有しながら地域社会をつなぐ役割がある。その意義は、情報があふれる時代だからこそ一層大きくなっている。 ・技術や社会環境の変化に応じて試行錯誤を重ねながら、既存事業を進化させていくためにより良い活用方法を模索していく姿勢が重要である。 【生成AIについて】 ・生成AIは業務効率化だけでなく、映像制作や情報分析、ファクトチェックなど幅広い分野で活用の可能性を秘めている。新たな表現手法やサービスの創出にもつながることから、積極的な研究や挑戦を続けてほしい。 ・一方で、情報漏えいや著作権侵害、誤情報の生成などのリスクも抱えているため、利用にあたっては十分な検証と管理が必要であり、最終的な判断や責任は人が担うべきである。 ・生成AIはあくまで支援ツールであり、人間の感性や創造性、地域との関わりの中から生まれる発想を代替するものではない。効率化によって生まれた時間や人的資源を、より質の高い取材や番組制作に振り向けることが重要である。 ・技術の進化に対応するためには、生成AIを使いこなすスキルの習得だけでなく、倫理観や判断力、著作権や知的財産に関する知識を備えた人材育成も欠かせない。 【SNSについて】 ・SNSは番組PRや情報発信をはじめ、視聴者との新たな接点を生み出す有効なツールであり、地域とのつながりを深めるためにも重要な役割を担っている。 ・その一方で、フェイクニュースや誤情報が瞬時に拡散される時代でもあることから、テレビ局には継続的な取材や裏付けに基づいた正確な情報発信を行う責任がある。 ・特に災害報道においては、地域に密着した放送局だからこそ提供できるきめ細かな情報への期待が大きい。新たな技術の活用によって、テレビだからこそできる情報発信方法を強化してほしい。 ・SNSが個人の興味や関心に応じた情報を届ける一方で、テレビには幅広い情報や思いがけない発見との出会いを提供する役割があり、その価値は今後も失われない。 ・局のガイドラインが2021年4月作成とされているが、変化の速いソーシャルメディア環境に対応するため、定期的な見直しと更新を行う運用が重要である。 【テレビの価値と責任、今後への期待】 ・地域に根差した丁寧な取材や裏付けに基づく報道は、ローカル放送局ならではの大きな強みであり、今後も視聴者からの信頼を支える重要な要素である。 ・膨大な過去の情報を元とするAIには、オリジナルを生み出すのは難しい。人の知恵やセンスが活かされるテレビでは、誰がどのように取材し、どのような過程を経て情報を発信しているのかといった透明性を高めることで、視聴者との信頼関係を深めることができるのではないか。 ・テレビ局は、AIやSNSを自らが活用するだけでなく、視聴者に対して情報活用能力の向上を呼びかけ「学び、スキルアップする重要性を啓発する役割」も求められている。 ・少数者や弱い立場に置かれた人々の声を丁寧に伝え、地域社会の課題を共有することも、テレビが担うべき重要な役割である。 ・新たな技術への挑戦を続けながらも、「信頼できる地域メディア」としての価値をさらに高め、視聴者との信頼関係を大切にしてほしい。 ・生成AIやSNSを適切に活用し、効率化や利便性の向上を図るとともに、正確性や倫理性を担保した質の高いコンテンツ制作を継続してほしい。 ・テレビの価値は「人が制作している」点にある。生成AI利用の明記は視聴者への配慮であると同時に、テレビの信頼性という重要な資産を守る取り組みでもある。 ・生中継や現場取材を通じて、人々の振る舞いや何気ないやり取り、その場の空気感を捉えられるのはテレビの最大の利点。また、SNS等の閉じた領域で埋もれがちな情報を、幅広い視聴者へ届ける「増幅装置」としての役割も、テレビの重要な価値である。 ・地域社会と人々をつなぐ役割を果たしながら、メディアリテラシー向上への貢献や地域課題の共有、災害報道など、テレビ局ならではの社会的価値を今後も発揮していくことを期待したい。 |
| 次回日程 | 2026年10月14日(水) |
放送番組種別ごとの放送時間量
| 番組種別 | 2025年10月~2026年03月第3週合計放送分数(分) |
|---|---|
| 報道 | 13,442 |
| 教育 | 6,799 |
| 教養 | 12,837 |
| 娯楽 | 20,062 |
| 通信販売 | 6,735 |
| その他 | 332 |
| 対象期間の放送時間全体 | 60,207 |
- 番組種別リスト 2025年10月第3週(2025年10月20日~10月26日)
- 番組種別リスト 2025年11月第3週(2025年11月17日~11月23日)
- 番組種別リスト 2025年12月第3週(2025年12月15日~12月21日)
- 番組種別リスト 2026年01月第3週(2026年01月19日~01月25日)
- 番組種別リスト 2026年02月第3週(2026年02月16日~02月22日)
- 番組種別リスト 2026年03月第3週(2026年03月16日~03月22日)
CM放送時間量
| CM放送時間量(分) | |
|---|---|
| 対象期間におけるCMの放送時間 (上記放送時間全体に含まれる) |
10,390 |
対象期間
2025年10月20日(月)~10月26日(日)
2025年11月17日(月)~11月23日(日)
2025年12月15日(月)~12月21日(日)
2026年01月19日(月)~01月25日(日)
2026年02月16日(月)~02月22日(日)
2026年03月16日(月)~03月22日(日)