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放送番組審議会

放送番組審議会とは

静岡朝日テレビは、放送番組の適正化を図ることを目的に、毎月(8・12月を除く)1回、番組審議会を開催しています。
審議会は、有識者によって構成され、番組に対する評価や放送全般についてなど、さまざまな角度から率直なご意見をおうかがいする、放送法に基づく機関です。

放送番組審議会議事のあらまし

2025年5月

開催月日 2025年5月14日(水)
開催場所 静岡朝日テレビ本社
出席委員 委員長    加藤  裕治
副委員長   川口  澄生
委員     海野  尚史
委員     広田  奈都美
委員     松田  直子  (欠席のためリポート提出)
委員     久保田 香里
委員     坪川  武史
課題番組 課題番組:『とびっきり!しずおか土曜版』 参考放送回:5月03日(土)
制  作:静岡朝日テレビ
放  送:毎週土曜 午前9時30分~午後1時30分
     (うち、午前11時45分~午前11時58分は『ANNニュース』)
出  演:[MC]   須藤誠人・笹村朱里(静岡朝日テレビアナウンサー)
     [ゲスト]  ココリコ 田中直樹(お笑いタレント)
     [VTR]  北陽 伊藤さおり(お笑いタレント)
     [スタジオ] 伊地健治・嶋田光希・古賀りな
            (静岡朝日テレビアナウンサー)
     [中継]   大場舞桜(静岡朝日テレビアナウンサー)
     [天気]   渡部圭吾(天気予報士)










審議内容 【番組全体を通して】
・オープニングでのおなじみの軽快な音楽と、落ち着いた配色のセットや衣装は、安定感とさわやかさを感じさせる。
・GW後半初日の放送回ということで、お出かけ情報を中心に構成しており、家にいながらでも行楽気分を味わえる楽しい内容であった。
・番組構成として、各放送回や各コーナーのテーマや出演者、その日取り上げる商品などを示すものがあると、視聴者が番組の趣旨を一目で把握できるので、見続けてくれるのではないか。
・ゲストとMCの相性がよく、スタジオの空気がとても明るくてバランスが良い。
・4月からのメインキャスター交代に関するメッセージが不明確である。
・過度に刺激的ではないが、ながめてみていると所々に有益な情報があった。子どもとでも非常に安心して見られる番組である。
・スタジオでのトークが平日版と差異化されていて、ふんわりとした雰囲気で土曜日らしい感じがして良かった。
・約4時間の放送すべてを見られている方はいないと思うが、要所で浜松まつりの関連情報や中継を入れて、都度サジェスチョンを与えていて良かった。
・番組全体が真面目な構成である一方、その分視聴者を引き付けるワクワク感やエンタメ性は乏しいと感じた。保守的な姿勢でマンネリ感のある内容は、視聴者の興味を薄れさせる恐れがあると思う。
・次のステージに進むためには番組の構成や内容に意図を持ち、視聴者にいかに感情移入させられるかが重要である。
・生放送にこだわるというチャレンジングな姿勢は続けてほしい、今後も応援したい。

【各コーナーや中継等について】
・「ぶらチャリ」での画面に広がる新緑の美しさが印象的だった。新茶の時期にふさわしい爽やかさが伝わってきて、番組冒頭に持ってくる構成は非常に良かった。
・「ぶらチャリ」の地道な継続性には感心している。
・ココリコ田中さんの浜松ロケについて、浜松まつりを軸として浜松の街やお店、お祭り大好きな地域の方々やそこに根付く文化を紹介するという構成が上手で、丁寧に紹介されていた。また、関連する映像や情報を邪魔にならない程度に付け加えられていて良かった。
・注染そめ(伝統工芸)がどのようなものなのか、もう少し知りたい気持ちになった。
・タレントによる伝統技法の体験は、予定調和的で新鮮味に欠け、マンネリ感があると思う。
・VTRからスタジオに戻った際、お店の情報や連絡先が表示されていて、視聴者に対しても親切な工夫が見受けられた。
・ロケのVTRは既視感が強く、新鮮な視点や強い訴求力は感じられなかったが、情報番組としてながら見をするには穏やかなテンポで心地よい。
・浜松まつりの会場からの中継では、楽しさや熱気を伝えようとする一生懸命さは伝わってきたが、残念ながら映像の乱れがあり、今後の改善に期待したい。
・中継映像の乱れは午前中から出ていたが、中継先から何とかスタジオに声と思いを届けようという風になってきて、視聴者に何を伝えるかという意識が後退していたのではないか。
・浜松まつりは毎年ニュースなどでも取り上げられているが、改めてこの祭りの存在意義や、祭りの持つエネルギーを見ることができて良かった。
・渡部さんが浜松まつりに向かう場面は大変面白く、間に合うのかなと少し心配になりながらも、楽しみに拝見した。番組の前後半に一体感を持たせることにもつながったのではないか。
・GWの動物園駐車場の完全予約制の話題は、タイムリー且つ有益な情報であり、こうした地域密着型の情報は、テレビの力を大きく発揮できる部分であるため、これからもどんどん発信してほしい。
・「てくてくみっけ旅」は、お昼の時間帯に気軽に見られるコーナーであった。
・1コーナーくらい実験してみてもよいのではないか。紹介した内容をもう少し掘り下げてみて、視聴者に何が届くのかを実験してみてもよいと思う。


こうした意見をいただきました。
次回日程 2025年6月11日(水)

放送番組種別ごとの放送時間量

番組種別 2024年10月~2025年3月第3週合計放送分数(分)
報道 13,633
教育 6,284
教養 12,508
娯楽 20,539
通信販売 7,163
その他 308
対象期間の放送時間全体 60,435

CM放送時間量

CM放送時間量(分)
対象期間におけるCMの放送時間
(上記放送時間全体に含まれる)
10,175

対象期間
2024年10月21日(月)~10月27日(日)
2024年11月18日(月)~11月24日(日)
2024年12月16日(月)~12月22日(日)
2025年01月20日(月)~01月26日(日)
2025年02月17日(月)~02月23日(日)
2025年03月17日(月)~03月23日(日)