PEOPLE
25年4月入社 新入社員インタビュー

報道制作局ニュースセンター 坂井 さかい   剣一郎 けんいちろう

静岡朝日テレビの
ここに惹かれた!
入りたいと思った理由は?

「家から近いから!」某バスケ漫画のエース部員と同じ理由…ではなく、唯一といっていいほど自分のことをおもしろがってくれたからです。 就職活動の面接ではなかなか自分の思っていることや考えていることをうまく伝えられず、たいてい一次面接や二次面接で「お祈りメール」が届くことが多かったです。 しかし、静岡朝日テレビの面接では自分が尊敬する旧清水市出身の出版社の社長の話で社員の方と意気投合。知る人ぞ知る!といった社長の話題を熱心に話し、結果的にその姿が認められて採用をいただいたように思います。 一次面接から内々定まで1カ月かからず、順調に進んだこともあって縁を感じ入社を決めました。 ちなみに家から一番近い法人なのでは…?というくらい実家は本社と近く(徒歩10分未満)、そこもまた運命を感じております。

静岡朝日テレビは
こんな会社だった!?
内定後に感じたことは?

みなさんが自分の持ち場で自ら主体的に動かれていて、とても熱のある会社のように感じています。学生時代、「毎日活力にあふれた社会人でありたい」と思っていたものでした。静岡朝日テレビでは、なにか指示があるわけでもないのに先回りして動いたり、積極的に意見や企画を出したりと、「かっこいい大人」が大勢働いています。 新人がやらねばならない、例えば電話取りなんかも先輩がやられていて申し訳なく感じるほどです。自分も早くこうなりたいと日々感じています。

とある1日のスケジュール

  • 警察署へ朝回り
  • 9:30出勤・取材(事前の下調べ、カメラマンや音声の方と打ち合わせ)
  • 13:00原稿提出(放送に間に合わせるためにスピード重視)
  • 14:00日中にあった事件や事故の聞き取り、記事化(詳しく聞くほど記事のクオリティが上がる)
  • 18:00ニュースのオンエアを見る(自分が提出した原稿と実際の放送を確認する)
  • 警察署へ夜回り・退勤

どんな学生生活でしたか?

偏った生活を送っていたような気がします。 大学生活前半ではゲームの世界で12世紀の世界を征服することにいそしんだり、競走馬のブリーダーになって最強の馬をつくりあげることに血道をあげたりしていました。 3年生になってからは放送法について研究するゼミと中東地域について研究するゼミ、2つのゼミに所属し興味のある内容についてとことん突き詰めました。 そのせいか図書館に行くことが多くなり、大学生特有のひたすら暇な時間を文芸誌のバックナンバーを片っ端から読むことに費やすなど、今振り返ると図書館にいた記憶が強いです。 ゼミで研究し、アルバイトでお金を稼ぎ、サークルで遊ぶ…。この三角形を往復するようなバランスのとれた大学生活ではなかったですが、好きなことをとことんやれて楽しい大学生活でした。 最近は就職活動が早期化、長期化していて、そのために1年生のころから「何かやらねば…!」といった思いに駆られることもあるかもしれませんが、「何もしない時間」があってもいいし、周りに流されず本当に好きなように過ごすことが、かえって自分自身が向かう先が見えて就職活動に役立つかもしれません。

今の仕事の中で、特に楽しいこと・
面白いことを教えてください。

取材で県内のいろいろなところに行けること、どうしたら分かりやすく伝えられるか文章を練ること、警察官との繊細なやり取りなど…。どれをとっても面白いことばかりですが、やはり一番面白いと思うのは「自分で企画を立てて特集を作ること」です。 記者として配属されてちょうど2カ月たったばかりですが、すでに1本、静岡ゆかりの直木賞作家の方に取材して特集を組む機会をいただけました。 構成を組んだり、前もってアポイントをとったり、取材現場で段取りよく動かねばならないなど、一つひとつのことがおぼつかず、カメラマンや音声の方、先輩方に助けられながらなんとか放送することができました。 新人が自分で企画を立ててそれを自由にやらせてくれる会社はなかなかないのではないかと思います。 静岡朝日テレビの記者職はたとえ新人でも、その人の自主性に任せて様々なことをやらせてもらえます! 逆に言えば指示待ちではなく、自分の頭で考えて行動することが試されます。 もちろん何か分からないことがあれば先輩や上司に気兼ねなく相談できます! 自分で何かやりたい!という方には特に向いている職場だと思います!

私はこれで内定した!
就職活動で大事にしていたことは?

先述した通り、就職活動のために何かをやるということはあまりしていなかったです。 「自分が思っていること、考えていることを表現したい」という思いでテレビ局や出版社を中心に採用試験を受けていましたが、それをうまく説明する術も、具体的な根拠もなかったです。 正直ご縁で内定をいただいたとしか思えないのですが、逆にいえば必ずその人のことを面白がってくれる、個性を認めてくれる会社があるということかもしれません! 就職活動で思い悩んだらこのホームページのことを思い出して「こんな奴でも社会に出られるんだな…」と思っていただければうれしいです。 就職活動応援しています!