2025年4月入社の皆さんと、座談会を行いました。
就職活動で工夫していたこと、静岡朝日テレビで実現したいこと…などなど、
社会人に向けて新たな一歩を踏み出した先輩から、就活生の皆さんに向けたメッセージです。
※2024年10月時点の情報です
MEMBER
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アナウンサー職
採用
Uさん文学部
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アナウンサー職
採用
Kさん法学部
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アナウンサー職
採用
Sさん政治経済学部
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総合職採用
Sさん経済学部
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総合職採用
Sさん文学部
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総合職採用
Yさん政治経済学部
学生時代について
どんな学生生活でしたか?
Kさん(アナウンサー職)
一年ごとに目標を決めてその目標を達成しようと励んでいた学生生活でした。高校時代から目標を持って活動に取り組むことを実践していました。高校1年生時、合唱の指揮者に挑戦した際に指揮者には賞がないことに気づき、2年生の時には「指揮者賞」という賞を自ら作る側に回って合唱祭を盛り上げました。大学では、資格を取る一年にすると決めて様々な資格を取得したり、2年生の時にはミスターコンテストに参加することを決めて活動に取り組んだり、一年ごとに目標を決めてその目標を達成するために淡々と取り組むことを毎年続けていました。
Sさん(アナウンサー職)
憧れに体当たりする学生生活でした。子どもの頃から芝居が大好きで、好きが高じて商業演劇に飛び込んでみたり、華やかな世界に惹かれてミスコンテストに挑戦してみたり、やりたいことに向けて少し背伸びをすることで素敵な方々と出会うことができました。活動に取り組む中で「美容」という自分にとって大きな趣味を見つけ、お金も時間も美の研究に費やす日々を過ごしていました。すると、“小指のささくれ”のような世の中の小さな変化に気づいたり、世界が“何百色ものアイシャドウパレット”かの如くカラフルに見えたりと、自分の生き方も変わっていくのではないかと思うほど美容に夢中になっています。
Sさん(総合職)
思うままに過ごす大学生活でした。一人っ子で一人遊びが好きだったのですが、大学に入ってからはみんなを巻き込んで何かをすることができるようになり、成長できました。放送・テレビ業界に関わるゼミでは、関西のテレビ局をいくつか見学させてもらうゼミ旅行の企画をしたり、文化祭では有名人に講演を依頼して実現させたりと、今までは一人の世界に籠って楽しんでいたのが、外の世界に向けてみんなで取り組むことが増えて自分自身の成長を感じました。
Sさん(総合職)
部活動にも遊びにも全力な学生生活でした。週6日体育館で汗をかいて、オフの日はそれ以上に動き回っていました。私は大学入学と同時に静岡を離れ、大阪で一人暮らしを始めたため、友達作りは0からのスタートでした。最初はコロナ禍ということもあり友達があまりできませんでしたが、今となっては部活動・ゼミ・バイト・就活中にできた友人と大好きなバスクチーズケーキのあるカフェを巡ったり、温泉に行ったりすることを息抜きに学生最後のバスケ人生を楽しんでいます。
Yさん(総合職)
テニスをやり続けた学生生活でした。大学で体育会のソフトテニス部に所属していて、1日5、6時間の練習に週5日ほど励んでいます。中学高校ではキャプテンを務めたり、高校では大会で成績を残したりしていた中、大学では日本一を目指す環境の中で、時には自分の自信をなくすような期間もありました。ですが、簡単には経験できない日本一を目指す環境に身を置きながら、自分にできることを見つけて精一杯取り組んでいます。試合に出るだけではなく、チームを支えることも考えながらテニスに熱中してきました。そして練習が終われば1杯90円で飲むことができる居酒屋に仲間と行ったり、油そばのお店に行って追い飯まで楽しんだりとリフレッシュも大事にしていました。
就職活動について
就職活動中、工夫していた
ことはありますか?
(ルーティン、面接で心がけていたこと等)
Uさん(アナウンサー職)
大切なことは正直にやることだと思います。正直な自分を最短ルートで見せる方法を考えていました。周りからはしっかりしてそうと言ってもらうことが多かったのですが、4姉妹の末っ子で自分としては甘える性格だと思っていたので正直に伝えてみたり、好きなものにすごく熱中することを伝えたりと、どんどん自分をアピールするようにしていました。正直という面では、テレビ局の就職活動で好きな番組は何ですか?と問われた際に他局の番組でも正直に答え、憧れのアナウンサーも同様に答えていました。就職活動は会社に選んでもらう立場ではありますが、自分が会社を選ぶ立場でもあると考えていて、合う会社を見つけるために自分に正直になる必要があると思っています。
Kさん(アナウンサー職)
私も自分に素直に着飾らずにいることが大切だと思います。就職活動で自分をよく見せようとしてしまうことがあるかと思いますが、そういった邪念は取り除いて、自分の思いを正直に書くことや伝えることを意識していました。正直すぎて結果が出なかった時もありましたが、正直でダメだったのならそれは合わなかったということだと思います。正直でいることで自然と選択しなくとも導かれるままに進んでいくものなのではないかなと思います。また、「マイルール」を作ることをおすすめします。インターンや面接の時に飲む物を種類まで決めたり、テレビ局に行く時は必ずB'zの「ultra soul」を聴いて向かったりとマイルールを決めていました。2日間のインターンでは、上手くいった時に着ていたシャツを連続して着て行ったこともあります。アドバイスになるかはわからないですが、自分なりのルールがあるといつも通りの自分を発揮できるような気持ちになっておすすめです!
Sさん(アナウンサー職)
ご縁があろうとなかろうと私のことを覚えてもらいたくて「令和の清少納言」と自分にキャッチコピーをつけてアピールしていました。物語が好きで負けん気が強く、好きなものに対して目がないといった自分の性格をいかに簡潔に面白く伝えようかと考えて、舞い降りてきたのが清少納言でした。経験や特技では他の人ができないことを誰よりも面白く言おうと戦略を立てました。「他の子と違ったな」や「もっと話してみたい」と思っていただけるように工夫をしていました。面接では変に意気込んで行くのではなく、転校初日の挨拶かのように楽しみな気持ちで面接に行っていました。思い返せば私もKさんのようにマイルールを作っていて、どんなに朝が早くても面接前に必ず美容院に行って髪を整え、発声練習に一人カラオケでTHE BLUE HEARTS の歌を歌ってから面接に臨んでいました。面接がある度にこれが楽しみで自分の気合いを入れるためにも行っていました。
Sさん(総合職)
始めは就職活動の波に乗れず、就職活動ではなく今の学生生活を楽しみたいという気持ちの方が強かったです。就職活動頑張るぞ!といった感じではなかったのですが、怠惰的な気持ちも前向きに捉えて「ありのままの自分で挑む」ことを意識していました。面接でありのままの思いを伝えても中々自分の思いが伝わらないこともありましたが、その中でも静岡朝日テレビは自分の思いが伝わって内定をいただくことができたのかなと思っています。自分のありのままの思いを伝えれば、ご縁がある会社があることを皆さんに伝えたいです。
Sさん(総合職)
なりたい自分をイメージし続けることです。私の就職活動は「尊敬する人ってどんな人だろう」という問いからスタートしました。この答えを考え続けた結果、「マスコミ業界で働く両親」だと気付かされたため、同じような志を持つ人が多くいるテレビ業界に飛び込もうと思いました。長い時間考えて出した答えだったので、面接では熱意を持ってこの業界に入りたい理由を伝えられたと思います。そのため、私は将来こうなりたいんだという理想を力強く話すことが大切だと思います。
Yさん(総合職)
みなさんと同じように自分に正直に素を出すことを意識していました。見栄を張ったり気を衒ったりすることが裏目に出てしまう経験もありましたが、そうではなく自分の気持ちに正直になって意表を突かれた時や難しい質問が来た時には気持ちに素直になり、少し大げさに反応していました。さらに好きなアイドルを聞かれた時にはフルネームで答えるのではなく愛称で答えるなど、普段の話し方で臨むと素の自分を見せることができていたのではないかなと思います。面接の日は毎回会場に早く着きすぎてしまい、そわそわ緊張してしまうことも多かったのですが、面接で話す自己紹介を口ずさみながら面接会場の周辺を歩くことをしていました。緊張がほぐれることはありませんでしたが、早く着いてしまった際の時間の過ごし方としてはおすすめです!
静岡朝日テレビで描く未来
静岡朝日テレビで実現したいこと
Uさん(アナウンサー職)
報道の現場でたくさんニュースの取材に行きたいです。リポート中継はもちろんですが、自分で取材したことを原稿にしてお伝えしたり、いつかドキュメンタリーの制作にも関わったりしたいです。取り扱うテーマも色々なことに興味があるのですが、英語を学んだことを活かして外国人の方に取材できる機会があったらいいなと考えています。また、静岡県はパラスポーツ事業にも積極的に取り組んでいる印象があるので関わってみたいです。
Kさん(アナウンサー職)
自己実現ではなく社会での実現と捉えると少し大きい話にはなるのですが、同じニュースを二度と読まないような社会にしたいです。聞いていて嬉しくなるようなニュースであれば何度でもお伝えしたいのですが、一度伝えたのにも関わらず同じ原因による事件や事故が起きてしまうということは良くないと考えていて、自分の伝え方が届かなかったのかなと伝え方を反省することもあります。同じニュースを読むことが減ってきたと思えるような社会を放送局の一員として実現していきたいです。
Sさん(アナウンサー職)
疲れて家に帰った時も笑いが止まらなくなるようなバラエティー番組のアシスタントをしたいです。政治学科出身の私は、偏りなく人の気持ちを代弁して届けられるような報道をしたいという思いももちろんありますが、私にとってテレビは暗い日々を明るくさせたり、地元の知られざる魅力にスポットを当てたりと視聴者を照らす光のような存在だと考えているので、見てくださる方々の笑顔を作るお手伝いが出来たら幸せです。
Sさん(総合職)
面接の時から実現したいこととして挙げているのですが、清水出身の出版社の社長を起用して番組を作りたいです。私にとって尊敬する人物で、面接ではこの思いを届けることができたからこそ、ご縁があったのではないかと思っています。尊敬する人の番組を制作の現場で自ら作ってみたいです。
Sさん(総合職)
スポーツドキュメンタリーを作りたいです。高校時代、ある番組で密着・取材をしていただいたことがきっかけで、自分に自信を持てるようになりました。それが大学でも体育会でバスケットボールを続けることに繋がっているので、静岡県の学生が全力で好きなことを楽しむ姿を追いかけたいなと思います。
Yさん(総合職)
スポーツを伝えたいという気持ちを軸にテレビ局の就職活動をしていました。スポーツの中継やドキュメンタリーの制作に一度は関われたら嬉しいです。コロナ禍で大会が中止になって家の中で過ごす時間が多くなった時に、苦しいのは自分だけだというマイナスな考えになってしまった時期があったのですが、そんな時に甲子園球児が涙しているドキュメンタリーがテレビで放送されているのを見て、一人じゃないんだなという気持ちになることができました。スポーツを通して、頑張っている人に寄り添えるドキュメンタリーを作るために取材をしたいという思いが一番強いです。
就活生に伝えたいこと
就活生の皆さんへ
メッセージをお願いします
Uさん(アナウンサー職)
人と違う自分の個性を認めるととても自信がつくと思います!周りの人たちと比べて自分はできていないと自信を持つことができずネガティブになることも多かったのですが、就職活動の途中から、少し人とは違っても自分のありのままの個性を出すことを意識しました。楽しんでもらおうとする気持ちがテレビ局には必要なことだと思っていて、気を衒ったことをするという意味ではなく、自分がはみ出ないようにしようとしないでありのままで大丈夫だよということを伝えたいです。自分を強く持って最後まで頑張ってほしいです!
Kさん(アナウンサー職)
今一瞬を大切にしてほしいです。いくら準備しても面接で力を出せなければその準備が結果に出なかったということになってしまいますし、試験が終わった後に一人カラオケで歌を歌っても結果が変わるわけではないので(笑)評価される面接に向けて今を楽しんで一瞬を大切にしていただけたらと思います。準備の段階でも今一瞬を大切にしていれば、自ずと結果に出てくると思うので今一瞬を大切にして自分の力を出し切っていただけたらなと思います。
Sさん(アナウンサー職)
長所も短所も全て肯定してくれるような企業がきっとどこかにあるはずです。好きなことに向いていない人は存在しないと思うので、アナウンサーになりたいやテレビを盛り上げたいという思いに真っ直ぐ、時間はかかってもいずれ夢を見られるような場所にたどり着くことができれば満点だと思います。焦らず諦めず自分を最大限甘やかしながら挑戦を続けてほしいです。応援しています!
Sさん(総合職)
就職活動はなかなか結果が出ないこともあり、時には辛い思いをすることもあるかと思いますが、ご縁とめぐり合わせなのかなと就職活動を終えて思います。まさか実家からこんなにも近い会社に内定をいただけるとは思ってもみなかったです(笑)挑戦して結果が出なかったとしてもご縁やめぐり合わせで自分と合う会社が見つかることもあると思うので、悲観的にならずに頑張ってほしいです!
Sさん(総合職)
私が大切にしてほしいと思うことはどんな状況も楽しむことです。就職活動中は、時間をかけて考えたESが通らなかったり、志望度が高い企業の面接に落ちてしまったりと、思い通りにいかずに落ち込むこともあると思います。ですが、世の中には多くの選択肢があります。自分次第で何者にでもなれる、今しか味わえない状況を全力で楽しんでください!!そのマインドは必ず企業の方に伝わると思います!
Yさん(総合職)
就職活動に力を入れすぎて学生生活に影響が出てしまった経験があります。就職活動があるから飲み会や遊びに行かないといった期間を一年近く過ごしてしまったことを後悔しています。就職活動は大変ですが、学生生活の一部であることを忘れないでほしいです。全国のテレビ局を受けて遠くまで行ったのに結果が伴わなかったときは落ち込んで塞ぎ込んでしまったり、学生生活が楽しくなくなってしまったりすることもあったのですが、美味しいものを食べて学生生活を楽しみながら就職活動に取り組むことを忘れずにやってほしいと思います!
Uさん(アナウンサー職)
好きなことに真っ直ぐ取り組んだ学生生活でした。サークル活動では街中にいる外国人観光客の方に声をかけて英会話の練習をしたことがとても印象に残っています。アルバイトでは好きな女性アイドルを追いかけて秋葉原で働いていたり、趣味の面では車いすバスケットボールに興味を持ち、ただ観戦するだけでなく自分が魅力を広める立場としてプロジェクトに参加したり、大会運営のお手伝いをしたりしています。自分の興味を持った、好きだなと思った気持ちに正直になって学生生活を走り続けました。今は大学生活4年間を“やり遂げた”という気持ちでいます。