PEOPLE 26年4月入社 新入社員インタビュー

営業局 業務部 田形 たがた   優雅 ゆうが

数あるテレビ局の中で、静岡朝日テレビに入社を決めた理由を教えてください。
特に、仕事内容・社風・勤務地・働く人の魅力の中で、
決め手になったポイントは何でしたか?

静岡朝日テレビへの入社を決めた理由は、「人」「社風」、そして局の将来性に魅力を感じたからです。就職活動では他局からも内定をいただき、広告業界も視野に入れていました。その中で、業界関係者の方々から「今、静岡でテレビ局に入るならSATV」と評価されている話を耳にする機会がありました。実際に選考や社員の方々との交流を通じて、若手のうちから責任ある仕事に挑戦できる環境が整っていることを実感しました。役員層を含め組織の若返りも進んでおり、新しいことに積極的に挑戦していこうという雰囲気があります。

また、当社は「地域社会から求められるテレビ局」を目指し、報道を中心に地域に寄り添った情報発信を行っています。視聴者が本当に知りたい情報を届けようとする姿勢に強く共感しました。さらに、視聴率3冠という実績からも、多くの県民の皆さまに支持されていることを実感し、この勢いのある環境で自分自身も成長したいと思い入社を決めました。

1日の仕事の流れを教えてください。
出社から退社まで、どんな業務をどんな想いで担当しているのか、印象的な場面もあわせて教えてください。

  • 09:30CMが放送可能な時間帯である「ゾーン」から外れていないかを確認する
  • 10:00CM放送時間移動(特番枠用に移動)
  • 11:00フリースポットCM放送本数確認
  • 12:00昼食(弁当持参しています)
  • 13:30業務部会
  • 15:00空き枠にフリースポットCMを補填作業
  • 15:30営業担当と相談しながら本社スポットCMの作案
  • 17:00放送確認書チェック
  • 18:30退勤

出社後はまず、CMが放送可能な時間帯である「ゾーン」から外れていないかを確認するところから一日が始まります。その後、県内の企業に提案するスポット案(いつ、どの番組で放送するのかを反映した資料)を作成します。クライアントの要望やターゲット層、自社の編成状況などを総合的に考えながら、「どの時間帯に放送するのが最も効果的か」を考えてCMの放送枠を組み立てています。さまざまな条件を整理しながら最適解を探すため、パズルを解いているような面白さがあります。

また、番組変更や緊急ニュースが発生した場合には、CMの放送枠を移動する作業も担当します。特に高校野球や年末特番などの時期は、試合の延長や放送時間の変更を想定しながら複数のパターンを準備する必要があります。さらに、大規模な地震や津波などの災害時には緊急特別番組を優先するため、一時的にCMを放送できなくなります。その際は放送できなかったCMをどの枠で補填するのかをリアルタイムで判断しなければならず、スポットデスクの重要な役割の一つです。

普段から営業担当とも密に連携し、他局の編成や市場動向も把握しながら業務を進めています。防災イベントの設営や運営補助を行うこともあり、デスクワークだけでなく地域の方々と直接関われる点もこの仕事の魅力だと感じています。

学生時代はどのように過ごしていましたか?
学業・課外活動・アルバイト・趣味などの経験のうち、
今の仕事に生きていることがあれば教えてください。

学生時代は国内外を問わず多くの場所を訪れ、さまざまな文化や価値観に触れてきました。同じ日本でも地域によって考え方や生活スタイルが異なり、自分の「当たり前」が必ずしも当たり前ではないことを実感しました。この経験から、固定観念にとらわれず新しい視点で物事を考える大切さを学びました。

また、大学2年生のときには成人式実行委員として協賛営業を担当しました。当時は営業経験が全くなく、電話をかけても断られることが多くありました。しかし、実行委員の仲間と「どうしたら興味を持っていただけるのか」を何度も話し合いながら改善を重ね、直接企業を訪問するなど粘り強く活動しました。その結果、多くの企業にご協力いただき、過去最高額の協賛金を集めることができました。

そのほかにも、塾講師や居酒屋、カラオケ店、ファストフード店など幅広いアルバイトを経験しました。接客や電話対応を通じて培った言葉遣いやコミュニケーション力は、社内外のさまざまな方と関わる現在の仕事にも生かされていると感じています。

仕事とプライベートを両立するために、日々大切にしていることを教えてください。
働き方や休日の過ごし方も含めて、入社前後で印象が変わったことはありますか?

日々意識しているのは、限られた時間を有効に使うことです。大学時代は比較的自由な時間が多く、昼夜逆転の生活を送ることもありましたが、社会人になってからは時間の大切さを改めて実感するようになりました。

そのため、仕事でもプライベートでも毎日ToDoリストを手書きで作成しています。頭の中で管理するのではなく、やるべきことを書き出して可視化することで、今何を優先して取り組むべきかが明確になります。一つずつ消し込んでいくことで達成感も得られ、効率良く時間を使えるようになったと感じています。

また、先の予定を細かく立てることも意識しています。休日の予定をあらかじめ入れておくことで、「週末は友人と会う」「カラオケに行く」など楽しみがモチベーションとなり、仕事にも前向きに取り組むことができます。高校や大学時代の友人と会ったり、自分が東京へ遊びに行ったりする時間も大切にしています。

暇さえあれば寝ていた大学時代と比べると、時間の使い方は大きく変わりました。ToDoリストによるタスク管理と計画的なスケジュール管理は、仕事とプライベートの両立を支える自分なりの習慣になっています。

入社前に抱いていたイメージと、実際に働いてみて感じた“良い意味でのギャップ”を教えてください。
面白いことをあわせて、今いちばん夢中になっている 仕事の面白さや、やりがいを感じる瞬間も教えてください。

入社前はテレビ局というと忙しく厳しい職場というイメージを持っていました。しかし実際に働いてみると、困ったことがあれば気軽に相談できる温かい雰囲気があり、まるで「第二の家」のような職場だと感じています。

また、テレビ局は番組を制作・放送する会社という印象が強くありましたが、実際にはそれだけではありません。例えば昨年はクリスマスマーケットを主催し、多くの来場者でにぎわいました。放送によって視聴者へ情報を届けるだけでなく、イベントを通じて若い世代とも接点を持ち、地域全体とつながっていることに驚きました。

さらに、災害報道への取り組みにも強く感銘を受けています。熱海市伊豆山の土石流災害の際には、いち早く情報を伝えるため緊急特別番組を放送し、県民の皆さまの行動を支えました。地域に根差した放送局としての使命感を感じるエピソードだと思います。

現在担当しているスポット業務では、営業担当が獲得した案件をどのように配置すればクライアントの満足度と自社の利益を両立できるかを考えながら作案しています。一見すると単純なCM配置に見えるかもしれませんが、実際には他局の編成や市場動向も踏まえながら最適な提案を考える必要があります。競合案件では特に熱が入り、自分が考えたプランが採用されたときには大きな達成感を感じます。

就職活動で大切にしていた“軸”は何ですか?
その軸を持つようになったきっかけと、静岡朝日テレビがその軸に合っていると感じた理由も教えてください。

私の就職活動の軸は、「公共の電波を通じて地域社会に貢献すること」でした。 きっかけは、10歳のときに新静岡市誕生10周年記念式典でナビゲーターを務めた経験です。その頃から、将来は自分を育ててくれた静岡に恩返しができる仕事に就きたいと考えるようになりました。

大学時代は東京の大学へ新幹線で通学していました。県外で過ごす時間が増えたことで、改めて静岡の暮らしやすさや魅力を実感するとともに、地元への愛着もより強くなりました。また、成人式実行委員として多くの地元企業の方々と関わる中で、静岡の人の温かさにも数多く触れました。

そんな大好きな静岡の魅力や情報を、多くの人へ届けることができるのがテレビ局の仕事だと考えています。テレビは県民の皆さまの生活に寄り添うだけでなく、災害時には命を守る情報を届けるという大切な役割も担っています。これからも地域に寄り添い、地域から必要とされる放送局の一員として成長していきたいと思います。

先輩社員から見た田形さんの魅力とは?

配属先を聞いたとき、「どんな仕事をする部署なのだろう!?」と期待と不安が入り混じっていた田形さん。慣れない業務に戸惑いながらも、持ち前の素直さと行動力で日々成長を続けています。

6月に山梨県で震度6弱の地震が発生した際は、既に帰宅していたにもかかわらず、自ら会社へ駆けつけてくれました。前日に青森県で発生した地震の緊急対応を経験したばかりでしたが、そこで学んだことをすぐに実践に生かそうとする姿からは、責任感と頼もしさを感じました。

現在は、高校野球の放送対応やCM競合の案件獲得に向けた取り組みなど、幅広い業務に奮闘しています。教わったことを細かくメモし、一つひとつ着実に吸収するとともに、自ら考え行動する姿勢が印象的です。

「業務部って何!?」からスタートした田形さん。数年後には誰よりも業務部を語れる存在になっているかもしれません。