PEOPLE 26年4月入社 新入社員インタビュー

技術戦略局 制作技術部 兼 放送技術部 みなと   大輔 だいすけ

数あるテレビ局の中で、静岡朝日テレビに入社を決めた理由を教えてください。
特に、仕事内容・社風・勤務地・働く人の魅力の中で、
決め手になったポイントは何でしたか?

私が静岡朝日テレビを志望した理由は、スポーツ中継に幅広く携われる点と社風が自分にマッチしていると感じたためです。高校時代に野球に打ち込んできた経験から、スポーツの現場に携わる仕事に関心を持っており、その魅力を伝える側として関わりたいと考えていました。静岡朝日テレビは静岡マラソンやゴルフ、高校野球といった多様なスポーツ中継が強みの一つで、主催という立場として開催する機会も多いことから、より幅広い業務に対して関わることができるため、自分の経験や関心を活かしながら働ける点に魅力を感じました。また、静岡県は東西に長く、西部・中部・東部で文化や特色が大きく異なるため、地域に根ざした多彩なコンテンツづくりができる点にも魅力を感じました。

さらに、インターンシップから選考、入社後に至るまで、社員の方々が常に寄り添い、温かく接してくださったことが印象に残っています。他社の選考も受ける中で、最も自分を取り繕わず、等身大で臨むことができたのがこの会社でした。この感覚こそが会社との相性の良さだと感じ、ここで成長したい!という思いから入社を決めました。

1日の仕事の流れを教えてください。
出社から退社まで、どんな業務をどんな想いで担当しているのか、印象的な場面もあわせて教えてください。

  • 09:30出勤・メールチェック
  • 10:00社内研修の現場環境セッティング
  • 11:00浜松情報カメラのメンテナンスのため本社出発
  • 13:00現場到着・作業開始
  • 16:00帰社
  • 16:30翌日行われる夏の高校野球静岡県大会に向けた球場下見の下調べ
  • 18:00退勤

10:00から社内向けのAIリテラシー研修に向けて、現場の環境セッティングを担当しました。研修は現地とオンラインの両方で行われたため、映像や音声が問題なく届いているかを細かく確認しながら準備を進めました。受講者がストレスなく参加できる環境づくりを意識しました。

続いて11:00から16:00にかけて、浜松の情報カメラのメンテナンスを行いました。情報カメラは、気象情報や災害情報を伝えるうえで非常に重要な役割を担っているため、メーカーの方と現場で打ち合わせを行いながら、細かな点まで確認しつつ作業を進めました。このような地道な業務が日々の情報発信を支えていると実感できました。

16:30より、翌日に夏の高校野球静岡県大会に向けた球場下見を控えていたため、事前準備として下調べを行いました。当日は球場から親局と呼ばれる日本平へ向けて映像伝送のテストを行う予定だったため、球場から見た日本平の位置関係を確認し、どの方向にアンテナを向ける必要があるのかをイメージしながら準備を進めました。現地での作業がスムーズに行えるよう、事前に流れを整理しておくことを意識しました。

学生時代はどのように過ごしていましたか?
学業・課外活動・アルバイト・趣味などの経験のうち、
今の仕事に生きていることがあれば教えてください。

高校時代は野球部に所属していて、頭を丸坊主に刈って毎日泥だらけになりながら練習に打ち込んでいました。大学では化学を専攻し、人体にとって有害とされている一酸化炭素の除去に関する研究に取り組んでいました。研究と並行して、アミューズメント施設でアルバイトもしており、稼いだアルバイト代で趣味としている服を買い、野球部時代の反動もあってファッションも楽しんでいました。

こうした経験を通して、一番大事だと感じたのは「疑問を持つこと」です。野球では「なぜ打てたのか」「なぜミスをしたのか」を考え、研究では「なぜ想定と違う結果になったのか」を突き詰めてきました。単純な成功・失敗で終わらせず、もう一歩踏み込んで考えることで、自分の成長につながると実感しています。現在の仕事においても、この姿勢は大いに生きており、日々の業務の中で疑問を持ち、一つひとつ理解を深めていくことが、より質の高い仕事につながっていると感じています。

仕事とプライベートを両立するために、日々大切にしていることを教えてください。
働き方や休日の過ごし方も含めて、入社前後で印象が変わったことはありますか?

仕事とプライベートを両立するうえで大切にしているのは、無理に切り分けすぎず、自分なりにモチベーションを保てる状態をつくることです。プライベートの中で自分はどんな時に気分が上がるのかを明確にし、それを仕事にも落とし込めないか考えるようにしています。些細なことでも、自分にとって前向きなきっかけを見つけることが大切だと思っています。 例えば私は服が好きで、その上いたって単純な人間なので、仕事の服を新調するだけでも気分が上がります。本当に小さなことですが、こうした積み重ねが日々のモチベーションにつながっていると感じています。

休日の過ごし方に関しても入社前は普段からテレビに関わる仕事をしている分、休日くらいはテレビから離れたくなり、自らがテレビ離れを助長してしまうのではないかと思っていました。しかし実際には、休日でも自然とテレビを見ることが増え、スイッチングやカメラワークなど、これまでとは違った視点で番組を楽しめるようになりました。中でも自局の番組を見る際には、少し誇らしい気持ちになります。

仕事とプライベートを完全に切り離すのではなく、うまくつなげながら楽しめていることが、今の自分にとっての理想的なバランスだと感じています。

入社前に抱いていたイメージと、 実際に働いてみて感じた“良い意味でのギャップ”を教えてください。
面白いことをあわせて、今いちばん夢中になっている 仕事の面白さや、やりがいを感じる瞬間も教えてください。

入社前は、学生時代に化学分野を専攻していたこともあり、まずは座学に近い形でテレビ局の技術職の基礎をじっくり学んでいくのだろう、というイメージを持っていました。しかし、実際に配属されてみると想像以上に早い段階から現場に出て、先輩の補佐として業務に携わる中で、目で見ながら、手を動かしながら学ぶ機会が多くありました。1年目のこの時期からここまで実践的な経験ができるとは思っていなかったため、良い意味でギャップを感じました。実際に、5月末に行われたゴルフ中継では、ワイヤレスカメラの映像をアンテナで受信する業務を担当しました。自分が受信した映像がそのまま番組として視聴者に届けられる瞬間はやりがいと達成感を感じました。

もちろん、現場に出る前には先輩方が丁寧に業務内容を説明してくださるため、何も分からない状態で現場に立つことはありません。しっかり準備を整えたうえで実務に臨める環境も、大きな魅力だと感じています。

就職活動で大切にしていた“軸”は何ですか?
その軸を持つようになったきっかけと、静岡朝日テレビがその軸に合っていると感じた理由も教えてください。

私はテレビ業界に絞って就職活動を行い、その中で「局が持つコンテンツの規模感・影響力と一人ひとりが担う業務領域のバランス」を軸としていました。この軸を持つようになったきっかけは、複数のテレビ局のインターンシップに参加した経験です。

インターンシップを通して、コンテンツの規模や影響力が大きい局ほど業務が細分化される傾向があり、一方で規模が比較的コンパクトな局では、限られた人員の中で業務を行うため一人ひとりが担う領域が広くなる傾向があると感じました。この二つは一種のトレードオフの関係にあると考え、自分にとって最適なバランスを重視するようになりました。

その中で、この双方のバランスが取れていると感じたのが静岡朝日テレビでした。マラソンやゴルフといった全国に発信されるコンテンツを持つ一方で、一人ひとりがさまざまな業務に携われる環境があり、自分自身の成長を実感しながら仕事に取り組める点に魅力を感じました。

先輩社員から見た湊さんの魅力とは?

湊さんの魅力は、一見クールに見えて実は誰よりも熱い「冷静と情熱のバランス」です。現在はゴルフや野球などのスポーツ中継現場で、一つひとつ着実に知識と技術を吸収しています。学生時代は野球部としてグラウンドの土を踏んでいた彼が、今年はスタンドから中継を支える立場として球場に立っている姿には感慨深いものがあります。この先、多くのベテランたちを引っ張るTDへと成長していくために、持ち前の誠実さで現場の心を掴む「人たらし」な一面にも磨きをかけ、大きく飛躍してほしいです!