PEOPLE 【クロストーク】 内定者座談会

2024年4月入社の皆さんと、座談会を行いました。
就職活動で工夫していたこと、静岡朝日テレビで実現したいこと…などなど、
社会人として新たな一歩を踏み出した先輩から、就活生の皆さんに向けたメッセージです。

※2023年10月時点の情報です

MEMBER

  • アナウンサー職
    採用
    Oさん

    現代教養学部

  • アナウンサー職
    採用
    Kさん

    社会学部

  • アナウンサー職
    採用
    Sさん

    法学部

  • 総合職採用
    Mさん

    生命環境学群

  • 総合職採用
    Rさん

    産業社会学部

  • 総合職採用
    Yさん

    文学部

学生時代について

どんな学生生活でしたか?

Oさん(アナウンサー職)

思い立ったらすぐ行動!の学生生活でした。大学入学と同時にすぐに感染が拡大してしまった新型コロナウイルス。やっと動き出せた2年生の秋からは、ミュージカルサークルに入ったりアルバイトを始めたり、幼稚園ボランティアに参加したりと、毎日忙しくはあるものの充実した大学生活を送りました。自分がやりたいと思って飛び込んだ世界だからこそ、辛くても最後まで続けることができたし、一本の軸で自分を見るだけでなく、いろんな面で自分を知ることができました。

Kさん(アナウンサー職)

サークルやゼミなど色々なことをしていましたが、特に、アルバイトとアナウンサー就活の2つが大きかったと思います。アルバイトは掛け持ち5つ、単発バイトを含めると40種類以上を経験しました。自分とは異なる人生を歩んできた人との出会いで、様々な価値観に触れることができました。中でも印象に残っている仕事は、キー局の番組で1年間リポーターを務めたことです。スープ屋さんの取材を通して、「一口のスープには作り手の人生が込められている」と感じた時に、伝えることを仕事にしたいと思いました。 また、いろいろな人との出会いが嬉しくて、趣味でアナウンススクールに3つ通いました。就活に力を入れた経験から、4年生になった今は就活サポートのNPOに所属して、25卒の支援をしています。

Sさん(アナウンサー職)

英語演劇と出会い、演劇の魅力にのめりこんだ大学生活でした。自分とはキャラが全く違う「イケメンで気障な騎士」を演じたり、舞台照明演出を担当したりもしました!あとは、「ウミガメのスープ」といういわゆる水平思考ゲームにはまり、その問題作りに明け暮れていました。日常生活で少しでも変わったことが起こると、問題にできないかとすぐ考えてしまいます。(笑)

Mさん(総合職)

映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」の博士ドクに憧れて理系に進み、やりたいことをやりきった学生生活でした。大学入学後に、生物学をよりしっかり学びたいと思い、最初の2年間は単位をとりつつ編入試験の勉強をしました。編入してからは、下田の臨海実験センターで4泊5日でホヤの研究をしたり、極寒の大洗でとった海藻を標本にしたり…憧れの生物三昧生活を送りました。今はトマトの研究中です!また、勉強ばかりだったので何かにチャレンジしたいと思い、東伊豆町のPR活動を行っています。沼津市出身なので知っているつもりでしたが、活動を通して、まだまだ知らない東伊豆町の魅力に気づくことができ、より静岡への思いが増して、もっと魅力を届けたいと思うようになりました。

Rさん(総合職)

自分自身と向き合った学生生活でした。大学がある京都での初めての一人暮らしで、コロナ禍が始まりました。寂しいこともありましたが、お笑いのコンテンツ、ラジオ、テレビ、動画配信、エンタメに触れて、寂しいときに寄り添ってくれるようなお笑いで、誰かの人生を彩りたいと思って就職する業界を決めました。一度決めたら揺るがない性格なので、ラジオ制作のゼミに入り、「関西人に静岡人の笑いを届けるぞ」と、番組を4本制作しました。自分や誰かの思っている“面白い”を合体させ、誰かに届けることに喜びを感じて、それを大好きな地元・静岡に届けたいと思うようになりました。自分自身と向き合ったことで、自分が何をしたいのかを考えるようになり、自分にとっては重要な機会になりました。

Yさん(総合職)

私は、沢山の人と向き合った大学生活でした。ミュージカルサークル、アカペラサークル、バイト2つと、コミュニティがたくさんあったので、自分と意見が違う人、同じ人、たくさんの人から話を聞いて、コミュニケーションを学びました。大学のゼミの研究でもコミュニケーションを学びました。今までは自分が話すことが大好きでしたが、人の話を聞く能力の方が、コミュニケーション能力を象徴するものであると学んで、人の意見をよく聞くようになりました。どのような意図で話しているのか、何を知ってほしくてこの話をしているのかを考えるようになると、人から信頼されて、相談されるようになりました。「相談される人になる」という大学生活の目標を、色々な経験、挑戦、学びから達成できた大学生活だったと思います。

就職活動について

就職活動中、工夫していた
ことはありますか?
(ルーティン、面接で心がけていたこと等)

Oさん(アナウンサー職)

面接には黄色いスカートを履いていくことを意識していました。私自身が、映画「ラ・ラ・ランド」のエマ・ストーンがくるっと回るシーンが好きだったので、お疲れの面接官の方にもミュージカルをみているような気分になって頂けるよう意識していました。奇抜なことを言ってみるなど目立つ方法は色々ありますが、私は心なごむ、ほっこりした時間を届けられるように準備をしていました。

Kさん(アナウンサー職)

私は、日常の話をするように意識していました。「自分の成し遂げたことを大きく話したい」や「いかに自分をよく見せるか」を考えていた時期もありましたが、企業にとっては“今後何十年も一緒に働くかもしれない人を探す試験”だと気づいてからは、よりナチュラルな話をするようになりました。家族とぬいぐるみ遊びをしている話や、家の給湯器が壊れて冷水でシャワーを浴びた話など、「なんのアピール!?」という話でも、ありふれた毎日から、意外と自分の人柄や長所が伝わることがあると思います。

Sさん(アナウンサー職)

集合時間の前に会場について、周辺をぐるぐる歩きながら滑舌練習をするのがルーティンでした(街中では声は抑えめに…)。面接時に気をつけていたことは、失敗を引きずらないこと。面接は15分ほど続きます。一つうまくいかなくても、その後でいくらでも挽回の機会はやってきます。面接は加点方式だと信じて全力投球しました。もう一つは、面接官の方を「憧れの会社で何年も経験を積まれたかっこよくて凄い大先輩!」と捉えなおすことです。そう思うことで、少しでも緊張を和らげることができました。

Mさん(総合職)

愛を伝えることを意識していました。私は緊張しいで、不安になるとすぐ顔に出てしまうのですが、自分の好きな映画や生物など、好きなことを話すと楽しそうと言われたので、自分の好きなことに話を繋げられるようにしていました。 静岡朝日テレビに関しては、他のテレビ局の選考も受けていましたが、“静岡朝日テレビが好きでご縁を感じている”という本心を伝えられたので、内定を頂けたのかなと思っています。説明会は何回も参加し、エントリーシートが通過したのが嬉しくて、社員食堂に車で行った話などを面接でしました。高校生の時、静岡朝日テレビの方がOBとして高校にお話にきてくれたことがあり、理系でメディア業界を目指すことを後押ししてくださった方だったので、そこでご縁を感じたという話もしました。“静岡朝日テレビがとにかく好き!”という思いを伝えられるように意識していました。

Rさん(総合職)

自分の機嫌は自分でとることを大切にしていました。就活は、精神的に安定しない時期なので、好きな曲を聞いたり甘いものを食べたりして、就活の荒波をこえることが大事だと思っていました。「面接を楽しみましょう」とか、「ありのままを届けましょう」という就活テクニックがあると思いますが、そういうのはしていませんでした。とても緊張しながら面接しましたが、それでも自分の良さを分かってくれる会社があると思います。小手先のテクニックではなく、自分の生き様を知ってもらうことが大事だと思います。

Yさん(総合職)

Rさんが自立している一方で…(笑)私は人に頼ることが大事だと思っています。人の目を通すことで共感を得られる、説得力のあるエントリーシートが作れると思います。私は自分の弱みを人に話すのが苦手でしたが、一人では抱えきれないプレッシャーや辛い経験をしたからこそ、友達や家族から「大丈夫」だと言ってもらえました。人に頼ることを皆さんにも大切にしてほしいと思います。

静岡朝日テレビで描く未来

静岡朝日テレビで実現したいこと

Oさん(アナウンサー職)

静岡県の子供たちと町おこしをしたいです!以前、鹿児島県で子供たちとキャンプをするボランティアに参加しました。子供から見る地域の魅力や、子供のキラキラした目線は、自分たちが忘れているものばかりでした。保育の勉強をしてきた自分が、静岡朝日テレビから地域に貢献するために、素直な子供達と一緒に何かを作り上げてみたいです!そこから新たな子供の夢が見つかってくれたら本当に嬉しいです。

Kさん(アナウンサー職)

静岡県内の取材を通して「一目見ただけでは分からない人やモノの魅力」を伝えたいです。コロナ禍や人との別れを経験して、当たり前の生活が当たり前じゃないことをより一層感じたからこそ、些細なところに込められたこだわりやワクワクを届けることで、日常をもっと特別に感じられるようにしていきたいです。また、学生スポーツの取材を通して、誰かの“青春の1ページ”を特別なものにしたいです。大人になるほどに、見返りを求めることなく、ただ目標に向かって努力が出来ることの偉大さを痛感し、無償の努力の結晶である学生スポーツを取材し、誰かの青春にスポットライトを当てたいと思っています。

Sさん(アナウンサー職)

大学の法学部で学んだことをいかし、政治・経済ニュースや新しい条例、裁判の判決などをわかりやすく解説し、静岡のみなさんの知りたかった情報をお届けすることです。SNSが盛んになり、自分の好きな情報だけを選択することが可能な現代だからこそ、テレビが責任をもって幅広い情報を客観的にお届けし、テレビの前の人々を繋げることがとても重要だと思います。テレビの影響はまだまだ強大です。テレビの力で、静岡県の皆さんが明日以降を生きる原動力を与えられるような、信頼してもらえるアナウンサーを目指して、精進していきます。

Mさん(総合職)

科学や生物を学んできたからこそ、それをいかした報道番組の制作に携わりたいです。科学にまつわるニュースは、技術の進歩によって増えていくと思います。新型コロナウイルスの流行は、国民のほとんどが、科学や生物について少し詳しくならなければならない一件だったと思います。私はそういった科学の話を分かりやすく伝えていきたいです。 また、静岡県ではリニア問題について多く報道されています。生態系への影響が懸念されていますが、私は生物を学んできた視点から、開通前と開通後の変化などを取材したいと思っています。

Rさん(総合職)

静岡県から、日本一面白い番組を作りたいと思っています!今まで見てきた番組で一番好きなのが、静岡県で以前放送されていたバラエティ番組です。いずれはその番組以上に静岡愛のあふれる、静岡人の静岡人のための番組を作りたいと思っています。

Yさん(総合職)

実現したいことは3つあります!1つ目は、甲子園に関わることです。選手だけの本番ではないということが、これまで私が打ち込んできたミュージカルに似ていると感じます。選手や周りの方の見えない努力を伝えたいと思います。2つ目は、ジェンダー平等について関わりたいです。ジェンダーについて考えることは、個人の尊厳を考えることだと思います。3つ目は、SNSの運用をしたいです。静岡朝日テレビのYouTubeをもっと面白くしたいです!

就活生に伝えたいこと

就活生の皆さんへ
メッセージをお願いします

Oさん(アナウンサー職)

「毎日お疲れ様です」と伝えたいです。何十時間の準備も数分で終わってしまうような採用試験で毎日頑張っている皆さんは、本当に偉いと思います。私自身何十個もの試験に落ちましたが、今振り返ってみると、素敵な同期と先輩方に恵まれながら静岡朝日テレビでご縁を頂けたことを本当に嬉しく思います。それぞれの方に必ず素敵な結果が待っているはずです。どうか足を最後まで止めないでください。そして、このメッセージを読んでくれた方のご縁が、静岡朝日テレビであったらなお嬉しく思います。

Kさん(アナウンサー職)

就職活動は終わりの見えない長い戦いで、辛いことも多いと思います。それでも、「本気で自分自身と向き合える時間」は、何よりも貴重だと感じました。全力で取り組むほどに、これまで知らなかった自分の弱いところにも、自分だけの魅力にも気付けるはずです。そして、その両方と真剣に向き合ってくれる運命の会社があるはずです(私にとってはそれが静岡朝日テレビでした!)。皆さんの今後の人生に素敵な巡り合わせがあるように、応援しています!

Sさん(アナウンサー職)

就活では嬉しいこともつらいこともありますよね。でもどんな時でも自分を否定しないでください。就活が難関といわれていることも恐れず、熱意をもって、夢に溢れたテレビ局就職を目指しているあなたは、それだけで本当にかっこいいです!!あなたを必要とし、あなたが輝ける場所は必ずあります。それに出会えるかどうかは、実力だけではなく偶然の運や巡り合わせで決まることもあります。自分を認めて、自分をどこまでも信じて、どうか頑張ってください。心から応援しています!

Mさん(総合職)

周りの人に圧倒されないで欲しいです。メディア業界を志す人は、素晴らしい経歴を持った人が多いと感じました。「みんなこんなにすごいんだ…」と萎縮してしまうこともありましたが、やはり人それぞれの経験や、その人にしかできないことがあると思います。それをうまく言語化できるかどうか、わかりやすく伝えられるかどうかが鍵だと思います。自分を信じて頑張って欲しいです。

Rさん(総合職)

覚悟を持ってください!就職は人生で重要な岐路だと思います。そこに立つからこそ、“なんとかなるだろう”という甘い考えよりも、自分が“こうなるんだ”という考えを持つことが大事だと思います。たくさんの壁に当たると思いますが、覚悟があれば乗り越えられるので、軸を持つことが大切だと思います。

Yさん(総合職)

全力で向き合ってください!長い間こんなに自分と向き合う時間は、他にないと思います。自分という人間の軸を見つけるんだと思うことが、一皮も二皮もむける経験になると思います。楽しんで欲しいです。