ジャーナリスト池上彰氏が、さまざまな静岡の「魅力」や「課題」に迫るシリーズの第15弾。リニア新幹線にスポットを当てるのは今回が6回目。池上氏が5月の知事選で初当選した鈴木康友知事に直撃した。新たな静岡県のリーダーとして、混迷するリニア問題にどう向き合うのか。全国的に注目されるこの問題を深掘りする。さらに、表面化した岐阜県の水枯れ問題、静岡県外の工事の遅れ、空港新駅構想の実現性など、リニア新幹線を取り巻く現状と今後の展望にさまざまな角度から迫る。
これまで静岡県のトップとしてリニア建設に大きく関わってきた川勝前知事がまさかの辞職。突然の出来事に動揺が広がった中、15年ぶりに新たな県のリーダーを決める知事選が行われ、前浜松市長の鈴木康友さんが初当選を果たした。知事選の争点の一つであったリニア新幹線について池上彰が詳しく解説する。
鈴木新知事がどのようにリニア問題へ取り組んでいくのか、池上彰が独占インタビュー。鈴木知事が語るリニアの今後について池上氏が鋭く切り込む。
さらにこれまで明らかになった28項目の課題やその中でも特に難しい問題とされている自然由来の重金属などを含む「要対策土」の処理、空港新駅構想の実現性などリニア新幹線を取り巻く現状に様々な角度から迫る。
岐阜県や山梨県の「水枯れ」や、長野県の「地質」、神奈川県の「車両基地」など静岡以外の土地で発生している全国のリニアに関する課題を見つめ直す。
知事が新しくなりこれからリニアがどうなるのかという見通しが、ある程度見えてきたんじゃないかということですね。キーワードは「Yes！But…」ということです。
リニアの定説に新しい知事はYes！と言う、だけど実は川勝前知事が様々な問題提起をしてきた28項目の課題がある。これを一つ一つ解決していけばリニアの工事再開が見えてくるということだと思います。
岐阜県などで水枯れ問題が起きていることが印象に残っています。そうなってくると静岡がこの工事によって水枯れが起きると前から問題にしていた、非常に先見的な観点を持っていたと思うんですね。静岡が言っていることが本当だったなと、周辺の人たちが再評価をしてくれるんじゃないかと思います。ぜひご覧ください。
新しい静岡県知事がフットワークよくスピーディーに動いていることが分かりましたが、もっと早いスピードで池上さんが静岡県知事にインタビューをとってくれました。なかなか見ることができないものが早く見られたのが見どころです。色々なことを掘り下げていくと別の問題が出てきて、リニア工事は簡単ではないと改めて感じました。 状況は大きく変わり川勝前知事は思わぬ形での辞任となりましたが、鈴木知事になってどれくらいリニア工事が進むのかは見ものです。県民がどれくらい後押ししていくのか気にしながら応援していきたいと思います。
池上パピーが鈴木知事に直撃！色んな質問で突っ込んでいるので、そこが面白いです。これまでリニアのことを番組でやってきて、自然のことを大切にしたい私としては、悩んでどうしていいか分からなかったんですよ。でも鈴木知事に代わったということで、川勝前知事とは違う光が差し込んだような気がしています。今まで「静岡のせいでリニア工事ができない」と言われてきましたが、他の沿線地域でも問題が色々出てきていることが分かりました。 これまでリニア問題についてよく分からなかったという方も、ぜひこの番組を見て、私たちと一緒に新たな気持ちでリニア問題について考えていただければと思います。
この1時間を見れば、今の静岡の全てが分かるんじゃないでしょうか。川勝さんから鈴木知事に代わると、リニア問題にこんなに変化が起きるんだというスピード感を、池上さんが分かりやすく説明してくれています。 鉄道好きの私からしても、ついにリニア開通に向けて動き出す第一歩かなと思いました。問題はまだまだ山積みだと思いますが、私自身も今回静岡の皆さんの思いを学ぶことができました。この番組が皆さんでリニアについて考えていくきっかけになっていけばと思います。
県知事交代によって、さらに注目が集まっているリニア問題。 今後どう道筋をつけていくのか、 池上さんが鈴木知事に鋭く切り込んだインタビューも見どころです。 また大幅に開業が遅れることになったリニアの現状もこの番組を見れば分かるはずです。 ぜひご覧ください。