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「亮のシズオカレンダー」ここだけの話

清水の茶畑の中で育つ「白ネギ」

2019-02-01

清水の茶畑の中で育つ「白ネギ」

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今回、亮さんがやってきたのは、静岡市清水区の茂畑地区。もともとこの地区はみかんやお茶の栽培が盛んなのですが、この土地で70歳を超えてから新たに「白ネギ」づくりにチャレンジしている農家のお手伝いをしてきました。ここではいったいどんな出会いが待っていたのでしょうか。<放送日:2019年1月26日>

三島・熱海間の境界線

ロケの冒頭、三島と熱海の間には、何の境界線があるか問われた亮さん。

「ここから西は“ケットラ”って言う。で、ここから東は“軽トラ”って言う!」

確かに、静岡県内の農家さんにお邪魔すると、軽トラックのことを“ケットラ”という方が多いので、もしかすると正解かもしれませんが、今回の境界線はネギ。
駅そばに関する本を多数出版している鈴木弘毅さんによると、全国の駅そばに入っている薬味ネギの境界線が三島・熱海間にあるといい、三島駅から西が青ネギ(葉ネギ)、熱海駅から東が白ネギなんだそうです。

「清水やったら、葉ネギやん。オレも手伝いに行ったことある」

そうです。
亮さんは去年の3月に水耕栽培で作るブランド葉ネギ「清水のこねぎちゃん」と向きあってましたね。

「でも、掛川で白ネギ焼いて食べてたなぁ。めちゃくちゃ美味しかった!」

亮さん、よく覚えてましたね。
炭火で焼いただけの白ネギ、中がとろとろで本当に美味しかったですよね。

亮さんが掛川のネギ畑で収穫をお手伝いしたのは、2年前の1月。

この時は、遠州灘に面した平坦な砂地で育てる「白ネギ」でしたが、今回は清水の山の中、茶畑に囲まれた斜面で「白ネギ」を育てる、杉山昌平さんの畑を訪ねました。

杉山さんと愛犬サチ

畑に向かう車に乗り込んでいるのは、杉山さんの愛犬サチ。

「頭の後ろのところの毛を掻いてあげると喜ぶんだよ。掻くのをやめると、手をポンッと置いて顔を覗き込んで、もっと掻いてっておねだりするんだよ」

杉山さんが溺愛するサチ。
初めて会う亮さんやサタハピスタッフにも、愛想を振りまいてました。

そんなサチと一緒に、白ネギの収穫にいざ出発。

ちなみにサチの名前の由来は「小林幸子」さんだそうです。

清水の山の中で、70歳を超えてから白ネギづくりにチャレンジしている杉山昌平さん。

もともとはみかんやお茶の栽培をしていたという杉山さん。
60代後半になってから、それらの栽培と並行して白ネギづくりに取り組み、4年前から白ネギだけを作る農家に転身したそうです。

「種まきはね、去年の3月」
「去年! 丸々一年かかるってことですか!」

そうなんです。杉山さんの白ネギ栽培は時間がかかるんです。
まず、2〜3月に種をまき、5〜6月に苗ができたら畑に植えます。
そしてていねいに土寄せをしていき、1〜2月にやっと収穫します。

水耕栽培で作る清水の葉ネギは、年に7回も収穫できることを考えると、とても手間がかかります。

亮さんも根っこを傷つけないよう、丁寧にクワを入れて収穫していきます

「専門的なことはよくわからんが、高地の方がおいしい気がする」

白ネギを作り始めて8年。
様々な試行錯誤を経た今では、杉山さんの作る白ネギは、清水区の小学校で学校給食のメニューにも使われるようになりました。

しかし、白ネギづくりにチャレンジし始めた頃は、苦労も多かったといいます。

「石ころがたくさん出てきて大変だったよ」

もともと茶畑だったところを白ネギづくりのために開梱すると、次々と石が出てきたそう。
その石を奥さんと一緒に掘り起こして、ネギづくりに適した土壌に改良していったそうです。

茶畑との間には、掘り起こした石が積んであります。そして、その上には電気柵も

そして、山の上で農作物を作るということは、動物たちとの戦いも当然のようにあるそうで、写真の通り、畑の周りは電気柵で囲まれています。

電気柵といえば、亮さんも大の苦手。
何でも、小学生の頃、家のコンセントでいたずらして感電してから、電気に対して異常に恐怖を覚えているそうです。

すると杉山さんがぽつり。

「サチも電気柵に触っちゃって、“キャンッ!”て鳴いて、家に帰っちゃったことがあるんだよ」

「え〜、嫌やぁ〜。自分とこの犬が“キャンッ”て鳴くとこなんか見たくない」

亮さん、サチの気持ちが痛いほどわかるようです。

「オレも感電したら、何も手伝いしないで東京帰るよ!」

感電してからしばらくは畑に近寄らなかったというサチですが、今では杉山さんのあとについて、一緒に畑に入れるようになったといいます。

「じゃあ、サチは、杉山さんと年じゅう一緒にいるんですね」
「夏の午後はついてこないよ」

電気柵より夏の暑さが苦手なサチなのでした。

白ネギの出荷作業は、奥さんの俊江さんの役割

この日は、箱根のホテルで板前をしている息子の慶祐さんによる、特製白ネギ鍋もいただきました

カツオ節と昆布の合わせダシに白ネギと豚バラ、豆腐が入った鍋。ん〜、美味しそう!

今週の亮さんは、どこへ向かったのでしょう?

「このベスト着た時は、僕の名前のテロップを、“田村 猟”に変えてくださいね」

昨年、狩猟免許を無事取得した亮さん。

オクシズ玉川地区に頻繁に出没するというイノシシと、いよいよ向き合います。
ここではいったいどんな出会いが待っていたのでしょうか。

放送は、2月2日(土)朝9:30から。おたのしみに〜

ABOUT 写真と文

志水竜一

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