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「亮のシズオカレンダー」ここだけの話

伊豆のお母さんたちが作る「しいたけコロッケ」

2018-11-09

伊豆のお母さんたちが作る「しいたけコロッケ」

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今回、亮さんがやってきたのは伊豆市の山間部。ここでは、伊豆市の特産・しいたけを使い、1日に400個を売り上げる大人気のコロッケと向き合ってきました。ここではいったいどんな出会いが待っていたのでしょうか。<放送日:2018年11月3日>

こちらが、1日に400個を売り上げる「しいたけコロッケ」1個120円。
道の駅 天城越えの「竹の子かあさんの店」で販売しています。

具の中には、天城の山で栽培したしいたけがぎっしり。

「しいたけが甘い感じでいいね! おかずっていうよりは、おやつ」

「しいたけコロッケ」は、いろんな世代に親しまれるやさしい味なんです。

「“しいたけ”かあさん」じゃない理由

「道の駅 天城越え」のある、伊豆市湯ヶ島地区。
平成の大合併の前には、天城湯ヶ島町だったこの場所は、しいたけ栽培発祥の地と言われています。

江戸時代の1741年、石渡清助が天城山嶺でしいたけの人工栽培を始めたのが始まりとされ、その名前をとった「清助どんこ」は、原木栽培の干ししいたけの中でも最高品質としてブランド化されています。

そんな伊豆のしいたけを使ったコロッケを開発したのは、“竹の子かあさん”のみなさん。
地元の食材を使った商品開発などを通して地域活性化のための活動をしてる、地元農家の主婦たちの集まりなんです。
現在は、7人のメンバーでお店の切り盛りをしています。

「“竹の子かあさん”なのに、なんで“しいたけ”なの?」
亮さんのもっともな疑問に、お母さんを代表して今井久子さんが答えてくれます。

「まだ、私も若かったから」
「いや、そういうことじゃなくて」

もともとは、地元の特産品であるタケノコのビン詰めなどの加工品を作り、販売することから始めたため、“竹の子かあさん”という名前にしたそうです。

その後、18年前に開発した「しいたけコロッケ」が大ヒット。
1日に平均400個、最高で1000個も売れる人気商品になったんです。

「“しいたけコロッケ”がそんなに売れるんやったら、“しいたけかあさん”って名前に変えたら?」
「“しいたけかあさん”だなんてねぇ(苦笑)」

どうやらネーミングセンスがイマイチのようです。
やはり、渋めのしいたけより、空を目指してぐんぐん伸びていく竹の子のほうがお母さんたちのお気に入り。

竹の子のようにすくすくと販売数を伸ばす「しいたけコロッケ」は、こんな元気なお母さんたちの試行錯誤によって生み出されています。

椎茸の原木栽培のお手伝い

伊豆のこの地区は、雨量も多く気温もしいたけ栽培に向いていることから、通常のしいたけよりも肉厚に育つといいます。

そんなしいたけ栽培をしている、堀江富男さんの農場でお手伝い。

堀江さんは、静岡県のしいたけ品評会で、何度も金賞を受賞したことのある凄腕のしいたけ農家なんです。

ここでは、シイタケを栽培するときに、種菌をつける原木「ほだ木」を立て掛ける仕事に挑戦。

まずは、立て掛けるための支柱となる杭を打ち込みます。

「しんどい〜」

そして、杭と杭の間に針金を張っていき、そこに「ほだ木」を立てかけます。

「あっ!ダメです!重たい!」

ほだ木は1本60kgほどもあり、手で抱えて立て掛けるだけでも重労働。
そして、原木栽培のしいたけは、収穫できるまでに2年もかかるといいます。

まだ収穫シーズンには早い時期でしたが、収穫もお手伝い。

収穫したしいたけは、堀江さんの自宅作業場で乾燥させて、干ししいたけとしても出荷していきます。

堀江さんは、一連のこの作業を40年以上も続けているといいます。
おいしいしいたけを作るためには、体力とともに忍耐も必要なんですね。

「魂が抜かれちゃうから」と言いながら、素敵な笑顔で写真撮影に応じてくれた堀江さん。
竹の子かあさんたちと一緒に、これからもおいしいしいたけを作っていってくださいね。

今週の亮さんは、どこへ向かったのでしょう?

亮さんがおっかなびっくりつかもうとしているのは、カニですね。
でも、カニのツメには、藻のようなものが付いてますね。

今週の亮さんは、今が旬の「ズガニ」漁に密着します。

茹でるとこんなに鮮やかで美味しそうな色に。

ここではいったいどんな出会いが待っていたのでしょうか。

放送は、11月10日(土)朝9:30から。おたのしみに〜

ABOUT 写真と文

志水竜一

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