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「亮のシズオカレンダー」ここだけの話

静岡だけで作られるスーパーフード「クックケール」

2018-11-02

静岡だけで作られるスーパーフード「クックケール」

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今回、亮さんがやってきたのは静岡市駿河区の久能地区。久能といえば「石垣いちご」や「葉しょうが」が有名ですが、今回は、この地区だけで生産されている「クックケール」という新たな野菜と向き合います。ここではいったいどんな出会いが待っていたのでしょうか。<放送日:2018年10月27日>

「クックケール」ってどんな野菜

手前の葉っぱが、今回のターゲット「クックケール」。
ケールとキャベツが合体した、新しいスーパーフードなんです。

ちなみにその奥にある大きな葉っぱは、ケール。
ケールは「緑黄食野菜の王様」とも呼ばれていて、食物繊維やビタミンなどの栄養素が豊富。
しかし、苦味が強いため、生で食べるには向いていません。

そんな栄養価の高いケールと、柔らかくて生でも食べやすいキャベツを掛け合わせてできたのが、「クックケール」なんです。

亮さんも、さっそく「クックケール」をひとかじり。

「あ、これサラダだ。これだけでおいしい!」

ケールの苦味が少しありつつも、その苦味とともにキャベツの甘味もあるため、とても食べやすいようです。

「東京の小洒落たお店が仕入れそうな味やね」

静岡だけで作られる野菜。その訳は

東京のお店にも卸されているような、おしゃれな野菜「クックケール」。
しかし、実はまだ、静岡市内だけで生産され、静岡市内だけで流通している野菜なんです。

その理由を教えてくれるのが、「クックケール」の生産を始めて2年の、浦田寛泰さん。

「え? 農業経験が2年なの? シズオカレンダーが始まって、2年半やから」
「先輩!」
「どうも!って、毎日農業やってるわけじゃないからなぁ」

浦田さんは、もともとは農協の職員で、仕事のつながりで、石井育種場で開発されたばかりの「クックケール」に4年前に出合ったといいます。

石井育種場は、明治時代からキャベツを中心におよそ50品種の野菜を作ってきた、静岡市駿河区にある会社で、5年の歳月をかけて新しいケールを開発しました。

やわらかくて美味しいケールがあることを、浦田さんのお父さん・寛治さんに紹介したところ、1年間の試験栽培をした後、本格的に生産を始めたんだといいます。

浦田さんのご家族と一緒に「クックケール」の収穫をお手伝い。

「お父さんの思い入れがあるから、何がなんでもがんばって」

そうお話してくれたのは、浦田さんのお母さん・泰枝さん。
実は、お父さんの寛治さん、「クックケール」の生産が軌道に乗ってきて、“これから”という昨年、急逝。その意志を受け、浦田さんが後を継いだんです。

「パクチーがだいぶ認知されましたから、目標はパクチーですか?」
「パクチーみたいになってみたいなぁ」

今は、久能地区の3軒の農家だけで作られている「クックケール」。
まだまだその生産量は少なく、認知度も低いといいます。
そのため、もっと多くの人に知ってもらいたいというお母さんの思いは、並々ならぬものがあるようです。

「でも、パクチーみたいになってみたいなぁって、それはもう、植物側の気持ちですよね。なったらいいなは、こっち側ですけど。なってみたいなぁって、想い入れが強すぎですよ(笑)」

家族の強い思いと、優しい「クックケール」の味。
パクチーを越える、スーパーフード育っていくといいですね。

元気いっぱいの、浦田さんの奥さん・友美さんと、3人の息子さんも収穫のお手伝い

種まきのお手伝いや、

出荷のお手伝いもしました

お手伝いの後に頂いたのは、フードコーディネーターや食生活アドバイザーの資格をもつ奥様特製のスムージー。「うまい、甘い、おいしい!まったく苦くない!」

バナナ・キウイ・パイナップルと、クックケール、それと氷と水を少々。あとはミキサーで混ぜるだけ

どんな料理にも使えるスーパーフード「クックケール」。ハウス栽培なので、年中店頭に並んでいるそうです

今週の亮さんは、どこへ向かったのでしょう?

「亮くんが来るからって、看板の文字をきれいに塗り直してたの?」

天城の山の中で作られる、1日400個も売り上げる、超人気のコロッケを作るお母さんたちを訪ねます。

放送は、10月20日(土)朝9:30から。おたのしみに〜

この記事を書いた人

志水竜一

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