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「亮のシズオカレンダー」ここだけの話

明日の農業を担う若者たちの学び舎「静岡農業高校」に潜入

2018-10-19

明日の農業を担う若者たちの学び舎「静岡農業高校」に潜入

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今回、亮さんがやってきたのは、静岡市葵区にある県立静岡農業高校。農業が後継者不足と言われて久しい今日、未来の農業を担っていく若者がどんな思いで向き合っているのかを、亮さんが潜入調査。ここではいったい、どんな出会いが待っていたのでしょうか。 <放送日:2018年10月13日>

部活動も、農業高校ならでは

創立104年の静岡県立静岡農業高等学校は、全校生徒720人。

・植物栽培のスペシャリストを目指す「生産系」
・住みよい環境づくり、生活空間を科学的に学ぶ「環境系」
・食品の製造。調理などを学ぶ「食品系」

これら3つの分野に分かれて専門知識を学んでいます。

まずは、校長の竹川暢昭先生にごあいさつ。
全校集会で亮さんがサプライズ登場した後、放課後に行われている部活動を見学させてもらうことに。

「生徒のみんなが『サタハピの亮さんが来てくれた』って、大歓迎してくれますよ!」
「めっちゃハードル上がってますけど、大丈夫ですか? TOKIOじゃないのかってならないですか?」
「大丈夫です!」

校長先生のおっしゃる通り、どこの部活動でも大歓迎を受けましたよ。

この日、校内を案内してくれたのは、写真左から生徒会長の内野未早妃さん、生徒会副会長の村松美祐紀さん、青木穂佳さん。

「環境科学部」の飼育班では、うさぎなどの小動物のお世話や、

「噛むって言われると、急に怖くなるよ!」

ヤギやヒツジなどの動物の飼育をしています。

ヤギの乳搾りをお手伝い。逆流させないように、上からぎゅっと絞ります

この部活動では、動物の管理だけでなく、実際に動物に触れ合うことのできる学校外での交流活動も行っています。

その一環として、有志が結成したチーム「いきものがかり」は、野菜の断面図や動物の骨格標本などの教材を作成して、幼稚園児や小学生向けに農業を身近に感じてもらう活動もしているんです。

このグループでは、野菜の種を当てるゲームを用意していました。

「僕もいろんな農家さんに行ってますから、当てにいきますよ」

結果は、、、

「トマトとナスが逆! それ以外はすべて当たってる!」

渾身のガッツポーズです。

そしてこちらは「食品科学科」の松葉研究班。

三保松原で、景観維持や松枯れを防ぐために処分される廃棄松葉の活用について研究しているグループで、昨年は文科大臣賞を受賞するなど、注目されている活動なんです。

この日は、松葉から取った菌を培養しているという松葉研究班の皆さん。

「そんなことができるの?高校生が?」
「微生物利用と同時にやっている、食品科学という授業を応用した実験でやってます」
「そんなんできるのは、沢口靖子くらいでしょ!」

科捜研の女ですね。

亮さん大注目の、柳本くん

中でも亮さんが感心したのは「生物工学部」の部活動。

この部活動では、バイオテクノロジー技術を利用した植物の培養を行うかたわら、オクシズ大沢地区で行われている「縁側カフェ」の活動支援や、3年前からは駿河区大谷地区で栽培されている在来作物「かつぶし芋」の保全活動も行っています。

ここでは、亮さんいわく、静岡農業高校の池上彰こと柳本優リーダーが、「かつぶし芋」の説明をしてくれました。

「かつぶし芋の特徴はなにかあるの?」
「特徴は、味ですね。他のサトイモと比べて粘り気がなくクリーミーでマイルドな味です」
「かつぶしってのは、かつお節のこと? なんでそんな名前なの?」
「だし汁がいらないほど、味が濃いんです。そのことから、かつお節から名前をとってかつぶし芋って言われているんです」

亮さんの質問によどみなく答えてくれる柳本くん。

「ちょっと待って。あなた、JAの人ちゃう? 今、買いそうになったで」

この日の部活動では、この「かつぶし芋」の育成状況の測定を行っていました。

部員に混じって、亮さんもお手伝い。
するとあることに気が付きます。

「あ、これはマリーゴールドだ」

かつぶし芋の根本に植わっているこの植物、マリーゴールド。
しかし、なぜこんなところに植えられているのでしょう。

「マリーゴールドには、センチュウという害虫を遠ざける効果があるんです」

センチュウは、植物ではおもに根に寄生して、コブをつくったり腐らせたりするセンチュウ病の原因となるため、このように、マリーゴールドを一緒に植えるんだそうです。

「すごいよねぇ。ちゃんとどういう意味があるのか説明できるんだもん」

亮さん、関心しきりです。

「清沢の人、見てるかなぁ。何聞いても『知らん』って言うから」

先週お伺いした、オクシズ清沢の梶山さんのことですね。

「ぜひ、柳本くんと梶山さん、話をしてもらいたいよ」

これからを担う若手は確実に育っているようです。
これから、静岡の農業をもっと盛り上げていってもらいたいですね。

今週の亮さんは、どこへ向かったのでしょう?

今週の亮さんは、静岡市で伝統染物の職人さんのもとへ。
静岡茶を使った新しい挑戦と向き合ってきました。
ここでは一体どんな出会いが待っていたのでしょうか。

放送は、10月20日(土)朝9:30から。おたのしみに〜

ABOUT 写真と文

志水竜一

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