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「亮のシズオカレンダー」ここだけの話

新たなブランド米「歓喜の風」

2018-10-05

新たなブランド米「歓喜の風」

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今回亮さんがやってきたのは、袋井市。意外にも、シズオカレンダー初となる袋井市では、この時期、旬を迎えるお米の収穫をお手伝いしました。しかし、このお米はただのお米ではなく、今年から初めて生産に取り組んだ、新たなブランド米なんです。初めてづくしの今回のシズオカレンダー。ここではいったい、どんな出会いが待っていたのでしょうか。 <放送日:2018年9月29日>

「うん、おいしい。キヌヒカリと比べると、さわやかな感じ」

初めて食べた「歓喜の風」。
そのお味は、毎日食べたくなる飽きのこない味のようです。

農家が“歓喜”するお米とは

「歓喜の風? 今日は、風を探すの?」

初めて聞いた亮さん、なんだかピンときていないようです。

それもそのはず、この「歓喜の風」は、なんと全国でもJA遠州中央だけで、今年初めて生産〜収穫された新しいブランド米なんです。

袋井市、磐田市、浜松市の一部、森町を管内に持つJA遠州中央では、お米づくりは主要な農作物のひとつ。
この地区では現在「キヌヒカリ」という品種が主力なのですが、そのキヌヒカリよりも10%ほど多く収穫できることや、気温が高温になっても高温障害が出にくいという優れた特徴があるのが「歓喜の風」なんです。

JA遠州中央管内には、約700名のお米農家がいらっしゃるそうですが、そのうちの27名が、今年から「歓喜の風」を育てています。

今回、亮さんに「歓喜の風」について教えてくれたのは、そのうちのひとり、鈴木俊一さん。

「高温障害になると、お米が丸くならずに細くなって、白く濁った感じになります」
「あれやな、タイ米みたいになるってことか」

鈴木さんは、農業学校を出て23歳まで東京の花市場で勤めていましたが、その後、両親がやっていた農業を引き継ぎ今に至るそうです。

「若い時に、このまま“花”で行ったろう、って思わなかったんですか?」
「バブルが弾けまして。。。」

バブルの頃は、花が飛ぶように売れた時代。
今はお米と向き合い、「歓喜の風」など、日々新たな挑戦をしているんですって。

「農家をやって23年になるけど、まだまだ若手です」
「僕も、24年やってるんですけど、中堅が一番大変なんですよね。なんかって言うとすぐ『わかった口きくな〜!』って言われちゃう」

46歳、どんな世界も大変な年齢ですよね。

亮さんも、コンバインに乗り込み早速お手伝い。

ちょっと手ほどきを受ければ、すぐにコツを掴んでコンバインを上手に操ります。
さすが亮さん、乗り物好きですね。

それでも、操作が難しい田んぼの角の部分は、鈴木さんに交代。

すると亮さん、あるものに気が付きます。

「鳥が出てきた。頭いいね」

稲の収穫が始まるとすぐ、その上空を鳥が旋回し始め、田んぼの畦には、サギが数羽、何かを待って佇んでいます。

「稲を刈ると、ラクに虫が取れるもんな」

そうなんです。
稲刈りが始まると、それまで稲で隠されていた地面にいる虫たちがあらわになります。

「地面にいたカエルを狙ってサギがやってくる。卵を産もうととしてトンボがやってくる。んで、そのトンボを目指してツバメがやってくる」

「急に生態系が動き出したね」

豊かな自然の中で育まれる「歓喜の風」。

今後、もっと多くの人が歓喜するお米として広がっていくと良いですね。

今週の亮さんは、どこへ向かったのでしょう?

里芋の葉っぱを傘代わりにする亮さん。

「トトロの葉っぱを、傘代わりにして、と」
「逆だな?」

「え? こういうこと?」

「昔から、こんなふうに傘代わりにしてたんですか?」
「してない」
「やってないんかい!」

今年7月に、静岡市の山間地オクシズでサヤインゲンを作っていた農家を再び訪れた亮さん。
いろんな秋の味覚を収穫してきました。

放送は、10月6日(土)朝9:30から。
なんと、今回はオクシズから全編生中継スペシャル。おたのしみに〜

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志水竜一

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