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「亮のシズオカレンダー」ここだけの話

中伊豆の「ワイン造り」

2018-09-07

中伊豆の「ワイン造り」

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今回亮さんがやってきたのは、伊豆市下白岩地区。富士山を望むロケーションの中、中伊豆の豊かな自然環境によって育まれたブドウで作るワインと向き合いました。ここではいったいどんな出会いが待っていたのでしょうか。 <放送日:2018年9月1日>

「ああ…おいしい。おいしいなあ~。っていうか、俺お酒好きだな~!」

亮さんも大満足の中伊豆ワイナリーで作られたワイン。この日は、富士山もスッキリ姿を現し、より一層清々しい気分でワインを頂くことができました。

実は「巨峰」のふるさと、静岡

日本でワインの生産地として知られるのは、山梨や長野。
ですから、
「静岡って、ワインのイメージないですよね」
という亮さんの印象は、一般的なものかもしれません。

今回訪れたのは、中伊豆ワイナリーヒルズ。
日帰り温泉やホテル、乗馬体験ができる牧場などがある複合施設です。

この施設のメインとなっているのが、ブドウ畑を有するワイナリー「中伊豆ワイナリー シャトーT.S」。こちらのワイナリーの敷地は、なんと10ヘクタール(大阪ドーム3個分)あり、8種類32,000本ものブドウの木が植えられています。

「この中伊豆っていうのは、あまり知られていないんですけど、巨峰の発祥の地なんです」
「え、あの有名な巨峰ですか?」

教えてくれたのは、この道20年のベテラン、農場栽培責任者の佐々木祐二さん。

巨峰の生みの親は、農学者の大井上康(おおいのうえ・やすし)。
太平洋戦争最中の1944(昭和19)年、岡山県産の「石原早生」とオーストラリア産の「センテニアル」をかけ合わせ、大粒で糖度の高いブドウ交配に成功。
研究所のあったこの上白石地区から見える富士山にちなみ、「巨峰」と命名したといわれています。

ちなみに、巨峰が誕生した研究所は、現在「大井上康学術文献資料館」として国の登録有形文化財に指定され大切に保存されています。

ブドウ畑の作業をお手伝い

亮さんも、ぶどうの収穫のお手伝い。この日収穫したのは「信濃リースリング」という白ワイン用のブドウ

この地にブドウ畑を作ったのは、シダックスの創業者・志太勤さん。

有名な巨峰が伊豆発祥であること、そして、自身が伊豆の国市出身ということもあり、「ふるさとの伊豆にワイナリーを作りたい」という思いで、25年前にブドウ畑を、18年前にワイナリーを作ったそうです。

しかし、山梨や長野に比べ、雨の多い伊豆地区。
その栽培には苦労が絶えなかったといいます。

「これは何の屋根ですか?」
「グレープガードと言いまして、ブドウの実を雨から守るための屋根です」

ブドウはカビや湿気が大敵。
そのため以前は、畑全体を大きな屋根で覆ったこともあるそうですが、試行錯誤を繰り返し、独自開発したのがこの雨除けカバーなんです。

「雨の他に、苦労することってありますか?」
「病気と、あとは動物ですね」
「出たな、動物!」

ワイン畑に出没するのは、シカ、ハクビシン、アナグマ、そしてトリ。
ちなみに害虫はヨトウムシだといいます。

「ヨトウムシ。どっかで聞いたなぁ。けど、ぜんぜん思い出せん!」

以前、ヨトウムシの話題が出たのは2017年10月でした。

箱根西麓のブランド野菜「ダイコン」の回では、生産者の渡辺さんと、こんなやりとりが。

「ダイコンも害虫にやられますか?」
「ヨトウムシとか。。」
「ヨトウムシ。野党はどうですか?」

ブドウ畑にも農作物と同様、病気や動物、害虫との戦いがあるんですね。

その他にも、ブドウの房を減らして養分を集中させる「摘房(てきぼう)」という作業をお手伝い。

「摘房? 初めて聞いた作業や。ほかにも摘房する作物ってあるんですか」
「私も知らないですねぇ」

摘花や摘果は経験済みの亮さん。
摘房とは、どうやら、ブドウ栽培の専門用語のようです。

こちらは「摘芯」作業をするための「リーフカッター」という機械。

「わあ、角刈り機械だ」

枝が伸びすぎると、そっちの方に栄養が行ってしまうため、適当な長さに枝をカットするための機械です。

「みなさん、危ないですよ! あそこに入ったらああいう形の人になって出てきますから」

トムとジェリーの世界ですね。

今週の亮さんは、どこへ向かったのでしょう?

富士山も美しく見える駿河湾で、いざ出漁!ですか?

でも、よく見ると、なんだかホースみたいなのが船から出てますね。

今週は沼津市戸田で、駿河湾の恵み、伝統の塩づくりと向き合います。
ここでは、いったいどんな出会いが待っていたのでしょうか。

放送は、9月8日(土)朝9:30から。おたのしみに〜

ABOUT 写真と文

志水竜一

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