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「亮のシズオカレンダー」ここだけの話

夏休みスペシャル「巨大外来生物を追う」〜後編〜

2018-08-17

夏休みスペシャル「巨大外来生物を追う」〜後編〜

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前回に引き続き、静岡大学の加藤英明先生をゲストに、巨大外来生物「アリゲーターガー」が目撃された巴川を、麻機遊水地までさかのぼり捕獲に挑んだ亮さん。ここではいったい、どんな出会いが待っていたのでしょうか<放送日:2018年8月11日>

巴川の中流域にある麻機遊水地にやってきた亮さんと加藤先生。
この麻機遊水地は、河川が増水したときに水を逃し、水量を調整する役割を担っています。

「洪水のときにいろんな生き物がここに入り込んできて、その中にアリゲーターガーやカミツキガメ、ワニガメが入っているんじゃないかと言われているんです」

近年増加している洪水対策に有効な麻機遊水地ですが、今年の5、6月には、この周辺で「カミツキガメ」が見つかっているそうです。

すると早速、加藤先生が何かを見けます。

「石の上、カメいますね」

亮さんたちのいる位置から、およそ100メートル先の石の上。
鳥のいる右側にカメがいるのを発見しました。

亮さんに説明している時でも、加藤先生の目は獲物を狙っています。

近づいて確認してみると「ミシシッピアカミミガメ」と判明。
先週、巴川で一旦捕獲したものの取り逃がしてしまいましたが、日本中いたるところで目撃されるようになっています。

加藤先生の体力、半端ない!

この日の気温は、午前10時ですでに30℃を越し、35℃に迫る勢い。

そんな中、巴川に続き麻機遊水地でも水に入って外来生物の捕獲に挑む亮さんと加藤先生。

「びっくりしたぁ〜、急に深くなってた」

濁っていて足元が見えないため、深みにはまると抜け出すのにも一苦労。
このときは、まだ笑顔を見せる亮さんでしたが、つなぎを着ていて熱がこもりやすいこともあり、このあと徐々に表情が険しくなっていきます。

茂みをくまなく観察し、外来生物を探していきます。

「カダヤシ」と呼ばれる「メダカ」とそっくりな小魚を捕獲。

「カダヤシ」は「蚊絶やし」という名の通り、蚊の幼虫「ボウフラ」を食べることを期待され輸入されたものの、メダカの卵などを食べてしまうことから特定外来生物に指定されています。

さらに、加藤先生が前日、茂みの間に仕掛けた罠をひとつずつ確認していくため、水から上がって木道を歩いていきます。

容赦ない木道からの照り返しも、じわじわと体力を奪っていきます。

「何かいる!なにかうごめいているよ!」

罠を引き上げてみると、カメだらけ。
クサガメ4匹、スッポン2匹がかかっていました。

クサガメは中国産のため、加藤先生が研究室に持ち帰ります。
スッポンは在来種のため、亮さんが放とうとしますが、

「あぶねっ! こいつ噛もうとした!」

その後も、茂みの間に仕掛けた罠をひとつずつ確認していきます。

湿度をたっぷり含んだ茂みで、加藤先生が説明します。

「研究目的で仕掛けている罠だということがわかるように、こうやってプレートを罠につけておく必要があります」

そして次の罠へ。

加藤先生の説明は続きますが、亮さんの汗も止まりません。

そして、加藤先生が何かを見つけます。

「あらっ、これはちょっとやばいですね」

こちらは「ウシガエル」のオタマジャクシ。

「ウシガエルのオタマジャクシだらけです。ウシガエルは水鳥のヒナも食べるほどですから、これらすべてを捕獲しないと大変なことになります」

ウシガエルももちろん特定外来生物。かつて「食用ガエル」として北米から輸入されたものが、日本各地に広まってしまったといいます。

その後も仕掛けた罠を確認していく加藤先生。

「さあ、罠は残り1個です、行きましょうか」

加藤先生の言葉に対し、スタッフを見た亮さん。

「一旦、ここで休んどく?」

つなぎを着たまま炎天下の中で亮さんと加藤先生を追うスタッフも、相当体力を消耗しています。
それに気づいた亮さん、休憩を提案しました。

一番ダメージの大きかったカメラマンの頭に、水をかける亮さん。

「カミツキガメもスッポンもすごいけど、何がすごいって、加藤先生の体力ですよ」

底知れぬ加藤先生の体力。
麻機遊水地での撮影が終わっても、休むことなく仕掛けた罠を回収していました。

「スタッフみんなぶっ倒れそうになってるのに、先生は、このあと大学で講義があるんですよね」

そうなんです。
このあと、加藤先生は静岡大学に戻って、学生たちを前に授業を行っていました。

しかし亮さん、あることに気が付きます。

「先生、めっちゃ汗かいてる!」

冷房の効いた快適な室内で、玉のような汗をかく加藤先生。

「あんだけ暑かった外ではケロッとしてたのに、なんでここでそんなに汗かいてるんですか」

普段の真剣な授業の様子を見られるのが恥ずかしい、というおちゃめな加藤先生。

いつか「アリゲーターガー」を亮さんと一緒に捕まえてくださいね。

今週の亮さんは、どこへ向かったのでしょう?

なんだか、亮さんと牛さんが同じ表情してますね。

今週は、町の活性化のために、新たなブランド「掛川牛」を立ち上げて頑張る畜産農家を訪ね、赤身のおいしさが堪能できるブランド牛と向き合います。

放送は、8月18日(土)朝9:30から。おたのしみに〜

ABOUT 写真と文

志水竜一

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