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「亮のシズオカレンダー」ここだけの話

仲間と作る、清沢の「サヤインゲン」

2018-07-27

仲間と作る、清沢の「サヤインゲン」

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今回、亮さんがやってきたのは、静岡市葵区の清沢地区。その名の通り、藁科川の清らかな水と山々に囲まれたこの地区では、サヤインゲンの栽培に取り組みだした農家にお邪魔しました。ここではいったいどんな出会いが待っていたのでしょうか。 <放送日:2018年7月21日>

「梶山さんって言うお方のお家を探してるんですが」
「どっか、そこら辺じゃないかな」

インゲンを育てているという梶山さんのお宅を探すため、道路沿いで作業をしている人に聞き込みする亮さん。

どうやら、あの奥にある一軒家が梶山さんのお宅のようです。

「ありがとうございます。じゃあ、梶山さんのところに行ってみます」
「俺も、後ついていくよ」
「え?どういうこと?」
「俺、本人だで」

なんともユニークなキャラクターの梶山洋一郎さんが、清沢地区でのサヤインゲン作りについて教えてくれるようです。

お茶より全然ラク!?なサヤインゲン

サヤインゲンは、インゲンマメの食用の若いサヤのことで、清沢地区では6月下旬から9月中旬頃までが収穫の最盛期。
ひとつひとつのサヤの成長が早く、一日に1cmも成長するんだそうです。

中の豆だけでなく、サヤごと食べられるのがサヤインゲンの特徴です

亮さんも早速お手伝い。12cm以上のものを収穫していきます

現在、75歳の梶山さんは、これまで60年の間、お茶農家をやってきました。
しかし、斜面が厳しく高齢化が進む清沢地区では、お茶づくりを続けていく農家が年々減少。
梶山さんもJAの勧めもあり、5年前からサヤインゲン農家にシフトしたんだそうです。

「はぁ〜、そりゃぁ、インゲンは楽だねぇ〜」

雨の日もカッパを着て休まず収穫し、多い時には一日9時間かけて、3000本以上ものインゲンを収穫するという梶山さんですが、それでもお茶と比べると、本当に体が楽だといいます。

「もう、今年はお茶はやんないですか」
「やらない。やる気なし」

奥は、梶山さんの茶畑。今年からはもう手を入れていないため、よく見るかまぼこ型の茶畑ではなくなってしまっています。

「それでも、これまでずっとお茶やってきたから、思い入れのある茶畑なんじゃないですか」
「そうだけぇがね、自分のこれから先の、短い人生を考えたら」
「悲しい話をしないでください」

動物と共存する畑

人家もまばらな梶山さんの畑には、さまざまな動物がやってきます。

「これは、脅し」

梶山さんお手製の「サル脅し」。
サルがぶつかった際、カランコロンと音が鳴るようになっており、サルがびっくりして帰っていくことを期待して作ったそうです。

「効果は?」
「無い!」

そしてお約束の、電気柵も、もちろんあります。

亮さんの手前、赤い線が電気柵です

「この電線は、電気入ってないの?」
「入ってない」
「入ってないから、サルが来るんじゃない?」

亮さんの指摘はもっとものようですが、実はこの柵、サル用ではないそうです。

「え?シカ? でもシカは飛び越えちゃうよね、ってことはイノシシだ!」

そう、イノシシ対策のための電線なんです。

「サルとシカはもうあきらめた。人間の知恵ではムリ」

さらに、こんな動物とも付き合っています。

「マムシ、生きてるやん! 焼酎に漬ける前のマムシ、初めて見た!」

梶山さんが畑で見つけたマムシ。とった後、まずは2〜3ヶ月、水につけるそうです。

「汚れがなくなって、そのうち脱皮する」
「そしたら焼酎につけるんだ」
「すると、死ぬ」

そして、こんな動物も家にやってきます。

「タヌキって、こんなカメラ目線してくれる?」

梶山さんの家の周りや畑には、しょっちゅう動物が出るそうで、そんな動物を見つけて写真に収めるのが、梶山さんの楽しみのひとつなんだといいます。

「家の中にいた」
「え、家の中にいてこんなカメラ目線してくれるの? もう仲間やん、家族やん」

自然との関わりかたが、とてもゆったりとしている梶山さん。

そんな梶山さんが作ったサヤインゲンは、とっても優しい味わいでしたよ。

「インゲンとツナの和え物」。下茹でしたサヤインゲンとツナを和え、醤油を少し垂らします

「インゲンとニンジンのベーコン巻き」。ビールとあいます

料理を作ってくれた“インゲン仲間”の中村玲子さんを前に、「瑞雲っ!」

清沢では、インゲンを作っている農家が18人いるそうです。皆さんでおしゃべりしながら過ごす時間も梶山さんの楽しみなんですって

今週の亮さんは、どこへ向かったのでしょう?

亮さんが手にしているのは、ひょうたんのようにも見えますが、どうやら、ちょっと変わった野菜のようです。

今週は、静岡市水見色地区にあるスリランカカレーのお店へお邪魔してきました。
ここでは一体どんな出会いが待っていたのでしょうか。

放送は、7月28日(土)朝9:30から。おたのしみに〜

ABOUT 写真と文

志水竜一

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