静岡朝日テレビホーム > 番組 > サタハピ しずおか > 「亮のシズオカレンダー」ここだけの話 > 静岡の春を味わう「山菜狩り」

「亮のシズオカレンダー」ここだけの話

静岡の春を味わう「山菜狩り」

2018-04-27

静岡の春を味わう「山菜狩り」

paper web

今回、亮さんがやってきたのは、静岡市葵区にある奥藁科地区。オクシズの春の柔らかな日差しの中で育まれる山菜を求めて、「山菜狩り」のお手伝いをしてきました。ここではいったいどんな出会いが待っていたのでしょうか。<放送日:2018年4月21日>

今回収穫した山菜は、ワラビにフキに、タラの芽。
奥藁科地区の湯ノ島にある「玄国茶屋」で、特別に天ぷらにしていただきました。

「お〜いしぃっ! 静岡の春や!」

元、茶畑で育つワラビ

亮さんが最初に出会った名人は、小澤好雄さん。
小澤さんはもともとお茶農家でしたが、6年前からワラビを育て始めているんだそうです。

「ここは、もともとお茶畑だった?」
「そう。お茶畑をやめて、お茶の木を切っちゃったらワラビが生えてきたの」
「え? それはワラビが生えてくることを狙って、切っちゃったの?」
「いや。勝手に生えてきた、自然食」

お茶の木を切って、そのまま2〜3年放置していたら、ワラビが生えてきたんだそうです。

ワラビの茎は土の中を横に這い、よく伸びる性質があり、日当たりや水はけが良い土地を好んで群生するそう。
小澤さんの茶畑が、ワラビの特性にぴったり条件があっていたんですね。

亮さんも早速お手伝い。
ちょうど良いサイズのワラビを見極め、収穫していきます。

「小さい頃から僕も採ってたからわかる。このくらいのサイズが丁度いいでしょ」

「ちょっと小さいね。大人で言ったら子供だぁ」

独特の例えをする小澤さん。
その小澤さんにしてみると、亮さんが選ぶワラビは小さすぎるといいます。

「お母ちゃんから、このくらいの大きさって習ったんやけどなぁ」

ちょっと納得しない亮さんのもとに、一緒にお手伝いをしてもらっていた玄国茶屋の森藤とし子さんが、収穫したワラビを持ってきました。

「ほら、森藤さんのもちょっと小さいじゃないですか」

「あぁ。とし子さんのは“みるい”だよ」

“みるい”は、新芽が出始めたワラビでやわらかいもの、反対に“こわい”は、新芽が成長したワラビのことで固くなるといいます。

「田村のとし子さんも、このくらいのサイズって言ってたよ」
亮さんのお母さんのとし子さんも、玄国茶屋のとし子さんも、美味しいサイズが同じのようです。

「小澤さん、どっちが美味しいんですか?」
「美味しいのは、こっちの“みるい”のだよ」
「こっちかい!」

ちなみに、収穫時期をすぎたワラビは1mほどの背丈になり、冬には枯れて肥料になっていくそうです。

森藤とし子さんが手に持っているのが、枯れたワラビ

フキも収穫しました

小澤さんのところでは、さらにフキの収穫もお手伝いしました。

「これも自然に生えてきたの?」
「そうだよ。勝手に生えてきてる」
「お父さん、ぜんぜん種まいたり肥料あげたりしてないね」

条件さえ整えば自然に生えてくる山菜は、手間いらずのようです。
ならば、と、亮さんが質問します。

「イノシシとかシカとかは食べに来たりしないの?」

そうです。鳥獣被害は野菜農家さんの共通の悩み。
山菜にも共通するのでしょうか。

「シカは、フキは食べるけどワラビは食べないなぁ」
「え、なんでワラビは食べないの?」
「なんでかなぁ」

あんまり深く考えず、自然に任せるのが山菜栽培の極意なのかもしれませんね。

ちなみに、ワラビは山菜の中でも灰汁が強く、灰汁抜きをせずに食べると中毒を起こすことがあります。
野生の動物は本能的に、中毒を起こす可能性のある植物を避けているのかもしれません。

そして、タラの芽も

この日は木村登志二さんと息子の通伸さんの自宅の裏山で、タラの芽の収穫にも挑戦しました。

山菜の王様ともいわれるタラの芽は成長が早く、高枝切りばさみなどを使って、大人3人掛かりの大捕り物となりました。

お父さんがクワでタラノキを手繰り寄せ、息子さんが高枝切りばさみでタラの芽をカット。
タラの芽がこぼれ落ちたら、亮さんがキャッチ。

斜面が急なので、なかなか体力を使います。

今度は、亮さん一人でタラの芽の収穫にチャレンジ。

しっかりタラの芽の根本に刃が入って、無事ゲットできました。

「すっごい大掛かりだけど、獲物は可愛らしい」

山菜は、この先6〜7月頃まで種類を変えて収穫できるそうです。

今週の亮さんは、どこへ向かったのでしょう?

「わかった! 今日は、新聞配達でしょ!」

シズオカレンダーらしからぬ街中、しかも早朝で自転車を使うお仕事と聞いて、亮さんが答えましたが残念、違います。

今回は、静岡市葵区で、新茶シーズンの到来を告げる「初取引」に密着します。
ここではいったいどんな出会いが待っていたのでしょうか。

放送は、4月28日(土)朝9:30から。おたのしみに〜

ページの先頭へ