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「亮のシズオカレンダー」ここだけの話

世界農業遺産の「ワサビ栽培」

2018-04-13

世界農業遺産の「ワサビ栽培」

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今回、亮さんがやってきたのは、伊豆半島の中央にある伊豆市。季節外れの雪が降る天城峠までやってきた亮さんが向き合うのは、ツーンと辛いワサビ。江戸時代から伝わる伝統の「ワサビ栽培」のお手伝いをしてきました。ここではいったいどんな出会いが待っていたのでしょうか。 <放送日:2018年4月7日>

ロケが行われたのは、3月21日の春分の日。
桜の開花宣言が出たというのに、大雪に見舞われた、道の駅「天城越え」で撮影スタートです。

♪あまぎぃ~~ごぉぉぉえ~~!

雪が降り続く天城の山々に、亮さんの歌声が響きます。
すると、、、

ザザーッ

なんと、屋根の雪が落ちてきました。

「見た?今の!! 軽く雪崩がおきたぜ!」

3年目を迎えたシズオカレンダー、まさかの雪の中でのお手伝いがスタートです。

この日から、ツナギも新しくなりました。真っ白な雪景色に紺色の真新しいツナギが映えてますよ

静岡のワサビ栽培が認定されたわけ

世界農業遺産とは、伝統的な農業や文化風習、生物多様性などの保全を目的に、2002年に始まった認定制度。
2018年3月現在の認定地域数は世界19カ国49地域、日本国内の認定地域は11地区あります。

国内では、新潟県佐渡市の「トキと共生する佐渡の里山」が有名で、静岡県では掛川地域の「静岡茶草場農法」に次いで、「静岡県わさび栽培地域」がこの3月に認定されたんです。

静岡県のワサビ栽培では、山間地の沢に階段状のワサビ田を作り、豊富な湧水を利用し、肥料を極力使わずに、湧水に含まれる養分でワサビを栽培する伝統的な農業が継承されています。

ワサビ田は静岡ならではの風景でもあるんです

また、ワサビ漬けなどの加工品をはじめ、ワサビを使った独特の食文化が地域に根付いています。

そういった背景が、世界農業遺産に認定された理由なんですね。

亮さんも、道の駅・天城越えの名物“わさびソフト”をいただきました。これも独特の食文化の一つとも言えそうですね。それにしても辛そう!

今回は、日本百名山にも選ばれた天城山の雄大な自然に囲まれた天城地区で、農家歴60年の大ベテラン、鈴木丑三さんのワサビ田にお伺いしました。

鈴木さんは、道の駅・天城越え内にある天城わさびの里の会長でもあり、ワサビ農家の後継者を育成することにも力を入れています。

19歳の頃、天城湯ケ島でワサビ栽培に出合ったことをきっかけに、ワサビ栽培を極める道を選んだ鈴木さん。
1958年の狩野川台風で被害を受けたワサビ田の復旧に尽力するなど、静岡県のワサビ栽培の伝統を今に伝える第一人者でもあります。

そんな鈴木さんでも、さすがのこの大雪の時には、ワサビの収穫作業はしないと言います。

いつものこの時期なら、このような風景が見られるワサビ田も、

この日は雪の重みでワサビの茎がお辞儀をしてしまって、収穫するのが難しい状態です。

それでも、無理を言って収穫作業を少しだけ教えていただきました。

できるだけ茎を傷つけることのないよう、株を抜きます。

そして、根を剥ぎ取り、水洗いします。

すると、見たことのあるワサビが顔を出します。

「ちょっとしかワサビ田に入って作業してないけど、めちゃくちゃ足が冷たい」

天城山系の湧き水と伊豆の澄んだ空気が、世界に誇るわさび栽培の源を担っているんですね。

ワサビ栽培にもクワが活躍

「本来はね、手で株を抜くんじゃなくって、クワを使って収穫するんです」

クワで収穫すると、ワサビの茎を傷つけることなくスムーズに収穫できるんだそうです。

クワを渡された亮さん、何か気になるみたいです。

「このクワ、何グワ? キツネグワ?」

亮さん、さすが。
キツネグワには、今年の1月に出会ってましたから過去問ですね。

今年、1月の「プチヴェール」で土寄せのために使ったのが、キツネグワ。

確かに形や大きさが似てます。
しかし、

「これはね、コギクワっていうんです」

奥深い農機具の世界。
生産物に合わせ、クワにもいろんな種類があるんですね。

今週の亮さんは、どこへ向かったのでしょう?

「くそぉー! こいつは自分のことMクラスやってわかってるんだよ」

急峻な斜面でクワを振り下ろし格闘する亮さん。

今週は、静岡市の飯間地区で、味覚・旬のタケノコ掘りに挑戦します。
果たして上手にたけのこを掘り出すことができたのでしょうか。

放送は、4月14日(土)朝9:30から。おたのしみに〜

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