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「亮のシズオカレンダー」ここだけの話

金のなる野菜「伊豆きぬさやえんどう」

2018-04-06

金のなる野菜「伊豆きぬさやえんどう」

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今回、亮さんがやってきたのは、伊豆半島の南東にある河津町。河津桜発祥の地として有名な場所ですが、少し山間の川津筏場地区で「伊豆きぬさやえんどう」を栽培する農家のお手伝いしてきました。ここではいったいどんな出会いが待っていたのでしょうか。 <放送日:2018年3月31日>

“成金豆”と言われる、その理由

可愛らしいピンクや白い花を咲かせる“絹さやえんどう”。

“絹さやえんどう”は、“絹さや”や“さやえんどう”などと呼ばれることがありますが、全て同じ“絹さやえんどう”のことを指しています。
先々週の“ネギ”と同じで、関西では“さやえんどう”、関東では“絹さや”と、東西文化によってその呼ばれ方が違っています。
ここ静岡では、両方の正式名称である“絹さやえんどう”と呼ばれているようです。

今回のターゲットである「伊豆きぬさやえんどう」の歴史は古く、戦時中その生産が途絶えるものの、明治時代から続く歴史ある野菜なんです。

そんなブランド野菜を育てている一人が、今回お手伝いさせていただいた齋藤修身さん。
JAを12年前に定年退職した後、奥さんが栽培していたマーガレットのハウスを活用し、「伊豆きぬさやえんどう」の栽培をはじめたんだそうです。

「この絹さやえんどうは、なんで“成金豆“っていうんですか?」

なんともストレートなネーミングに興味津々の亮さんですが、齋藤さんによると、これにはちゃんとした歴史があると言います。

《「伊豆きぬさやえんどう」が“成金豆“と言われる理由》

 今から70年ほど前、東伊豆町に木村弥吉という人がいました。
 熱川に住む大変な働き者で、朝は鳥の鳴き声で仕事をはじめ、星の光で畑を耕したそうです。
 その木村弥吉さん、当時、春にしか出荷できなかった絹さやえんどうを伊豆大島に持ち込み、その温暖な気候を利用し正月にも出荷できるよう品種を改良。
 その後、その早生の絹さやえんどうは河津町に広まり、絹さやえんどうを育てた人は、高い収入を得たことから、“成金豆“と呼ばれるようになりました。

「シンプルに、儲かるから、ってことですか」

ここでもマルチが大活躍

収穫をお手伝いする亮さん、あることに気が付きます。

「お父さん、このマルチはなんで銀色なんですか?」

ご存知、マルチは、こちらのハウスでも利用されているようです。

マルチとは、作物を育てている畑のうねを覆うフィルムのことで、雑草を生やさないためであったり、地温を調整するためであったりと、様々な効果が期待できます。

しかし、齋藤さんの畑はハウス栽培なので、地温をコントロールする目的でマルチが必要になるようには思えません。
そのことに気づいた亮さん、さすがですね。

では何のために、銀色のマルチが必要なのでしょうか。

「薬を少しずつ気化させるためにやってるんです」
「少しずつ気化させる?」

そうなんです。
同じ土壌で何年も同じ野菜を育てると、連作障害を起こして作物が育たなくなります。
連作障害を起きにくくさせるためには、土壌を消毒する必要があるのですが、育成期間が約半年と長い絹さやえんどうの畑を消毒するためには、少しずつ薬が効くようにするための工夫が必要なんです。

齋藤さんの畑では、この銀色のマルチに小さな穴を開け、少しずつこの薬が気化するように調整しているんですね。

「薬がいっぺんに出てしまわないよう、留まらせるためにマルチを使ってるってことですね」

特に豆科の植物は、連作障害が起こりやすいと言います。
「伊豆きぬさやえんどう」のブランドを守るための工夫、こんなところにもなされているんです。

こんな植物にも出会ってました

「今日は雨で寒いけど、植物はちゃんと春を感じてる。三寒四温やね」

ロケが始まる前の亮さん、何かを発見したようです。
近寄ってみると。。。

つくしが顔を覗かせていますね。

旬の静岡を求める「亮のシズオカレンダー」。
次回、いよいよ3年目に突入です。

今週の亮さんは、どこへ向かったのでしょう?

天候が全国的に大荒れとなった、2018年の春分の日。
天城には雪が降りました。

「寒いです。せっかく新しいツナギになったのに、雪が降っちゃうと全然伝わらんよね」

雪景色が珍しい静岡県民にとっては、ツナギよりも雪、仕方ありません。
そんな雪の中、亮さんが向き合ったのは、世界農業遺産に認定された「伝統のワサビ田」。

放送は、4月7日(土)朝9:30から。おたのしみに〜

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