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「亮のシズオカレンダー」ここだけの話

野生動物を"生け捕り"する「罠猟」〜前編〜

2018-03-09

野生動物を"生け捕り"する「罠猟」〜前編〜

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今回、亮さんがやってきたのは、浜松市の天竜地区。奥深い山の中で、"生け捕り"にこだわって野生動物を狩るハンターのお手伝いをします。ここでは一体どんな出会いがあったのでしょうか。<放送日:2018年3月3日>

「今回は、天竜杉を切って、船を作って川を下る。正解でしょ!」

今年40周年を迎える、あさひテレビ。
オープニングで、“テレベンチャー企画”の第一弾と聞かされた亮さんの答えがこちら。
アドベンチャー精神が詰まっていて、冒険的で面白そうですが、違います。

ちなみに、亮さんが天竜杉に向き合ったのは2016年の8月。

日本三大美林のひとつ天竜杉を切り出すお手伝いをしました。
天竜区は、土地の91%が森林で、山と密接に関わる暮らしをしている人が多いんです。

亮さんも注目の、伝説のハンター

こちらが、今回お世話になった、猟師の片桐邦雄さん。
ハンター歴46年で、人生の大半を狩猟に費やしている、まさにハンティングの名人。

亮さん、実は片桐さんのことは知っていたといいます。

「テレビに出たことありますよね。天竜区にいましたか!」

片桐さんは、身一つで野生動物を"生け捕り"にする有名な猟師で、亮さんも以前から注目していたんですって。

地元天竜で「寿司割烹 竹染」を営み、野生の猪や鹿など自らが獲ったジビエを提供している片桐さん。
片桐さんの作る料理は、野生動物独特の臭みがないと評判で、全国各地からお客さんが訪ねてくるほど。

ちなみに、ジビエとはフランス語で、狩猟で得た天然の野生鳥獣の食肉を意味し、ヨーロッパでは貴族の伝統料理として古くから発展してきた食文化。
脂肪が少なく栄養価も高いヘルシーな料理として、近年、日本でも注目されてきていますが、片桐さんはブームになる前からジビエと向き合ってきたんです。

そんなジビエ料理ですが、片桐さんは獲物の肉の旨味を引き出すため、"生け捕り"にこだわっているといいます。

片桐さんが使う罠は、“くくり罠”。

こちらが、“くくり罠”。片桐さんは“弁当箱”と呼んでいます。

山に仕掛けられた“弁当箱”を獲物が踏むと、くくりつけたワイヤーが一瞬にしてその足を捕らえます。

では、亮さんも試してみましょう。

「いやいやいやいや、ムリムリムリムリ、無理ですよ!」

ワイヤーが足にかかると、もう逃げられません。

しかし、こんな状態になっても、ワイヤーを切って逃げる猪もいるといいます。

「猪は、私たちの筋肉の50倍の力がありますから」
「50倍! ボビーの25倍だ!」

ボビーとは、ご存知、ボビーオロゴンさんのこと。ナイジェリア出身の格闘家です。

こちらが、猪に切られたワイヤー。その凄まじいパワーが伝わってきます

足を捕らえたワイヤーだけでは不十分で、鋭い牙をもった猪を"生け捕り"にするには、その口先をおさえる必要があります。

そのための道具がこちら。

“鼻取り”といって、突進してくる猪の鼻をとらえます。

“弁当箱”と同じ原理の道具ですが、こちらには顔のようなものが書かれています。

「片桐さん、いたずら書きしたわけじゃないですよね?」
「動物は、目を狙って突進してくるから、この顔が必要なんですよ」

足と鼻、2箇所をおさえることでやっと獲物が前後に動けなくなります。

そうなった後は、獲物に覆いかぶさり、目が隠れるようにテープをぐるぐる巻きにします。
動物は、目隠しされると外部からの情報が入らなくなるため自然とおとなしくなるという習性を活かし、最後に4本の足を縛り生け捕りが完了します。

文字にするととても簡単ですが、危険が伴う、まさに命がけの猟なんです。

「僕、今日、正直、お手伝いすることあります?」

いつになく弱気な亮さん、がんばってくださいね!

次週、ついに獲物を捕獲します

「いたぁ! いたぁ! 思ってるよりでかいっ!!」

興奮気味の亮さんの目の前には、罠にかかった鹿が!

亮さんも、片桐さんの後を追って鹿の"生け捕り"を手伝います。

大自然の中で繰り広げられる、命のぶつかり合い。

次回の放送は、3月10日(土)朝9:30から。おたのしみに〜

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