静岡朝日テレビホーム > 番組 > サタハピ しずおか > 「亮のシズオカレンダー」ここだけの話 > 日本一の早出し「白タマネギ」

「亮のシズオカレンダー」ここだけの話

日本一の早出し「白タマネギ」

2018-02-23

日本一の早出し「白タマネギ」

paper web

今回、亮さんがやってきたのは、浜松市西区にある篠原地区。遠州灘に面した、温暖な気候と遠州の空っ風が育む「白タマネギ」の収穫をお手伝いしてきました。ここではいったいどんな出会いが待っていたのでしょうか。 <放送日:2018年2月3日>

春が旬の野菜で、日本一早く収穫されることから“春を呼ぶ野菜”と呼ばれる「白タマネギ」。
透き通るような白い色が特徴で、“サラダオニオン”というブランド名で親しまれています。

亮さんが左手に持っているのが一般的なタマネギ(黃タマネギ)。白さがまったく違います

辛味や苦味のないタマネギ

「あっ、ホントだ、辛くない。ちょっとリンゴっぽい感じですね」

収穫したばかりの「白タマネギ」を試食させてもらった亮さん。
そのタマネギらしからぬ食感に驚きます。

一般的に流通しているタマネギ(黃タマネギ)は、葉の成長が止まると辛みや刺激の成分となる「硫化アリル」が増えていきます。
タマネギを切った時に涙がでるのは、この成分が原因なんです。

一方の「白タマネギ」は、元々この成分が少ないのですが、特に篠原地区の白タマネギは、成長途中の早い段階で収穫するため、辛みや刺激がさらに少なくなるといいます。

今回、亮さんがお手伝いさせていただいたのは、タマネギ農家の花井東吾さんの畑。
明治時代から続くタマネギ農家の長男として生まれた花井さんは、8年前の定年を機に家業を引き継ぎました。

この地区で「タマネギ研究会」の会長を務める花井さん

この篠原地区で白タマネギの栽培が始まったのは、明治44年のこと。
愛知県の知多半島から、白タマネギの苗を持ち込んで栽培したのが始まりでした。

遠州灘に面した篠原地区の土は、黒土の混ざった砂地で絶妙な水分バランスを保ち、タマネギの栽培には最適だったそうです。
さらに温暖な気候のお陰で、冬でもよく育ちます。

そんな特徴から、大正時代には篠原村農会によって早出しの特産化が図られ、今では、1月4日に出荷がはじまる日本一早出しの白タマネギになりました。

“透明な”マルチは、何のため?

収獲をお手伝いする亮さん。
あることに気が付きます。

「ここのマルチは透明。なんで透明なの?」

さすが亮さん、気が付きました。

「マルチ」とは、農業用マルチシートのことで、作物を育てている畑のうねを覆うフィルムのこと。
雑草を生やさないためであったり、地温を調整するためであったりと、様々な効果が期待できるので、これまで訪れた畑でもよく使われていました。

この日のオープニングを撮影したタマネギ畑では、手前に黒、奥に透明のマルチを使っていました

オープニングを撮影した畑で、透明マルチを見た亮さん。
「砂が風で飛ばないように覆ってるのかも」
という仮説を携え、花井さんに質問しましたが、、、

「黒マルチよりも、透明マルチのほうが、土が温まるんですよ」
「え!? 黒のほうが熱を吸収するんじゃないんですか?」

黒は熱を吸収しやすい、というイメージがありますが、黒マルチは、シート自体が直射日光からの熱を吸収してしまうので、土を温める効果はそれほどないんだそうです。

そのためこの地区では、作物の育成を少し遅らせて、収穫時期をずらすために黒マルチを使っています。

一方、透明マルチは、ビニールハウスと似たような目的で使用され、冬場に土壌の凍結を防止したり温める効果を持っているのだそうです。

マルチの世界、深いですね。

実の大きさが8~10センチの「L級」を抜いていきます

「L級は一番値がいいんですよ(笑)」「花井さん、お金の話になったら、すごい笑いが止まらないじゃないですか」

この日は風もなく穏やかな日差しが降り注ぐ、白タマネギの畑。お手伝いする亮さんの足取りも軽やかです

今週の亮さんは、どこへ向かったのでしょう?

昨年9月の「ドウマンガニ」、12月の「牡蠣」に続き、
今年初の浜名湖では、海苔の養殖をお手伝い。

「うまくいったっ!」
「まだまだですけどねぇ。。。」

不思議な機械を使ってのりを収穫。
江戸時代から続く伝統の「浜名湖のり」と向き合います。

放送は、2月24日(土)朝9:30から。おたのしみに〜

ページの先頭へ