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「亮のシズオカレンダー」ここだけの話

浜名湖の恵み「ドウマンガニ」

2017-09-15

浜名湖の恵み「ドウマンガニ」

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今回、亮さんがやってきたのは浜松市。昔ながらの「角立網漁法」で捕る、今が旬の幻のカニ「ドウマンガニ」と向き合ってきました。早朝の浜名湖では、いったいどんな出会いが待っていたのでしょうか。 <放送日:2017年9月9日>

ドウマンガニの旬は9〜11月。値段はおよそ1万円前後、さすが高級食材です

おいしい顔とは、まさにこのこと。茹でただけなのに、濃厚な旨みが口の中に広がります

まるで上海ガニのような独特の香りと甘味

「浜名湖といえば、ウナギ! 以上!」

浜名湖で漁といえば?、という質問に対する亮さんの回答。
そうですよね、浜名湖といえばウナギですもんね。

しかし今回は、その貴重さから“幻”とされ、あまり市場に出回らない「ドウマンガニ」を、昔ながらの角立網漁法で捕るお手伝いをします。

ドウマンガニ(胴満蟹)は別名「ノコギリガザミ」といい、国内では高知県や沖縄県の八重山諸島でのみ商業捕獲されていて、その数の少なさからも貴重なカニなんです。

今回は、漁師歴32年の宮﨑晴彦さんの漁船に乗り込みお手伝い開始です。

夜明け前の静かな浜名湖。絵になりますね

角立網とは、湖面に立てた杭に網を掛けておく、小型の定置網のこと。

大正時代から始まった角立網漁法は、干満差を利用した漁法で、大きな矢のような形に網をかけておき、引き潮の力を利用して魚を誘導、矢の三点の先に仕掛けておいた袋網に魚やカニが入るという仕組みを利用した漁なんです。

魚を誘導するための道網を上げていきます

そして、仕掛けられた袋網を上げます

「うわぁ〜!デカい!デカい!」

この日捕れたドウマンガニ。
ハサミが片方しかないためB級品ですが、その大きさは堂々たるもの。

ドウマンガニのハサミはとても危険で、指を挟まれたら骨折してしまうこともあるんだそう。
そのため、収穫したらすぐに紐で縛り上げます。

「これはウナギじゃない!」

亮さんが放り投げているのは、見た目はウナギのようですが、実はホタテウミヘビ。
小骨が多く食用に向かないためリリースです。

それにしても、さすが浜名湖。
700~1000種類もの生き物が生息する、自然豊かな汽水湖ですね。

この日はクルマエビやアカアシエビ、コウイカ、タイワンガザミなどもかかっていました

豊かな生態系が自慢の浜名湖ですが、今から20〜30年前、ドウマンガニがほとんど捕れなくなってしまった時期があったそうです。

これに危機感を覚えた地元の漁師の方たちや浜松市が、稚ガニを放流するなどの努力が実り、今では安定的に供給できるまでになってきたんだそうです。

幻の味、大切に次世代へ繋いでいきたいですね。

今週の亮さんは、どこへ向かったのでしょう?

静岡市の山あい・松野地区で、ごぼう栽培と向き合います。
一時期途絶えてしまったごぼうの生産を復活させ、かつておいしいと評判だった“松野ごぼう”のブランド復活に励む農家さんに出会いました。

放送は、9月16日(土)朝9:30から。おたのしみに〜

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