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角谷映画塾

政治ジャーナリストである一方、映画評論家の顔も持つ
角谷浩一さんが今おすすめの映画を紹介!

  • ■インデックスに掲出するテキスト
    今回のテーマは『公開中 話題の新作映画』

    【実りゆく】
    10月9日(金)より全国で順次公開
    未だ存在しない映画の予告編だけを制作する「MI-CAN 未完成映画予告編映画大賞」で好評を博し、タイタンの代表・太田光代の手により映画化が実現。
  • ■他ページに掲出する画像

2020年10月24日紹介 『実りゆく』

今回のテーマは『公開中 話題の新作映画』

『実りゆく』このリンクは別ウィンドウで開きますを紹介!


 未だ存在しない映画の予告編だけを制作した作品が集まる「MI-CAN 未完成映画予告編映画大賞」で好評を博した作品が、タイタンの代表・太田光代の手によりついに映画化。主演はまんじゅう大帝国、監督はマネージャーの八木順一朗が務める。田中要次、小野真弓、三浦貴大、山本學といったベテラン俳優陣が集結し、さらには島田秀平や爆笑問題も出演!長野県下伊那郡松川町のりんご農家に生まれた若者の青春映画。

《角谷さんのコメント》

 今、いろんな理由で悩んでいる人がいっぱいいると思います。この映画の物語は、みんながどこかでよくわかる話なんです。静岡県内では公開中ですが、これからは全国で順次公開されていきます。

 「タイタンの豪華俳優陣総出演」と言ってもいいですが、実は監督がタイタンのマネージャーなんです。監督のデビュー作ですが、とても丁寧に作っている。そして、俳優の出し方がとても上手。それは、もちろんタイタンの俳優をよく知っている人だからで、魅力を引き出すところはわかります。ところが、脇役では、山本學さんや田中要次さんのような重鎮俳優さんも出演している。これはこれで、映画を締まらせていくためのものすごくいい役、いい芝居なんです。お母さん役の小野真弓さんもとてもいいし、俳優を生かすことに加えて、新人監督とは思えないカット割りにも注目です。長野の素晴らしい景色やリンゴ園の木漏れ日。リンゴの下から見るお日さまの画が2回出てくるカットがありますが、こういうところが本当にきれいに撮られています。つまり、八木監督は映像の専門家で、「役者を光らせる監督」と言えます。この映画をここまでの精度に上げたのは、監督のすごい力で役者さんを知っていることと同時に、自分が元々裏方であることだから生かせることがたくさんあるんだろうなと思います。

 もし、いろんなもので板挟みになっている人、コロナの中で思うように物が進まない人がいたら、この映画は自分と重ね合わせるものがたくさんあると思いますから、これを見て、感じるものを見つけてもらいたいです。



《同作のエグゼクティブプロデューサーを務めたタイタン・太田光代代表のコメント》

 コロナ禍の中で奇跡的にいろいろなものをかいくぐって1年間で撮れました。編集もできました。内容も、お笑い芸人になりたい人の話で、実家がリンゴ農家というところで揺れ動く気持ちと周りの人の田舎独特の温かさと、少し忘れかけていた感覚を皆さんに見ていただける映画かなと思います。

【あらすじ】
 長野県でりんご農家の後取りとして生まれた実(竹内一希・まんじゅう大帝国)。
母親(小野真弓)の死後、父親(田中要次)と2人で農園を切り盛りする彼は、週末になると、独り東京に出向き、お笑いライブに出演していた。“母親の死後、笑顔を失った父親を笑顔にしたい”という想いから実は、りんご農家として生まれつつも、お笑い芸人になるという夢を抱いていた。実は、想いを、夢を、実らせることができるのか。

【キャスト】
竹内一希(まんじゅう大帝国)
田中要次
田中永真(まんじゅう大帝国)
橋本小雪(日本エレキテル連合)
鉢嶺杏奈
島田秀平 ほか

10月9日(金)より全国にて順次公開
配給:彩プロ
Ⓒ「実りゆく」製作委員会