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“株価高騰もボーナス減”日本経済を診断!街の声も

2017年 11月 10日(金)

 先月から順調な値上がりを見せ、9日は一時、約26年ぶりに2万3000円を超えた日経平均株価。果たして景気の回復は本物なのか。それともバブルなのか。平均株価から日本経済の今を読み解きます。  今週、日経平均株価は上昇を続けました。7日には1996年6月に付けたバブル崩壊後の最高値を更新。そして9日、株価は一時、2万3000円を超えて1992年1月以来、約26年ぶりの高値を付けました。証券大手のトップは。  大和証券グループ本社・中田誠司社長:「きょう、2万3000円台乗せたのは26年ぶり?ということはですね、26年前(以降)に入った社員は未体験ゾーンに入っているわけですね。今のこの流れでいけば、デフレ脱却というのはかなり近い時期に来ているんじゃないかな」  消費者と直接、向き合っている百貨店業界は。  三越伊勢丹・杉江俊彦社長:「インバウンド(外国人旅行者)だけではなく、日本人のお客様も非常に動きが出てきています。特に富裕層のお客様と、それからあと逆に今、若い20代のお客様も非常に消費にもう一度、目が向いてきているという状況もあります」  経済界は好景気を感じているようですが、街の声は。  街の声:「株価が上がると基本的に心理的に財布のひもが緩みますから、それで消費が上がってくれたらなと思います」「上がっていることは喜ばしいのですが、上がりすぎていつ下がるのだろうというドキドキ感みたいなものは常に持っています。生活しているなかで、景気が上がっているなというのはあまり感じないかなというのはあります」  10日になり株価は一時、300円以上、値下がりしました。トランプ大統領が発表した減税案が9日になって延期されることが分かり、アメリカ市場の株価が下落。その影響などを受けた形です。肝心の冬のボーナスですが、厚生労働省は小幅ながら3年ぶりに増加すると予測しました。その反面、経団連は今週、一次集計を発表。5年ぶりに前年を割り込むとしています。それでも強気な観測もあります。  スパークス・アセット・マネジメントチーフエコノミスト、清水孝章氏:「日経平均は2020年に向けて4万円になると考えています。株価というのは分かりやすく言えば、利益と投資家の人気を掛け合わせたもの。今、この利益と人気の両方が上がっています。これまで日本企業は利益もある程度あったのですが、人気が特になかった。けれど今は、利益が過去50年間で最高、かつ人気も戻ってきているということで、1996年の2万2600円を超えて戻ってきている」

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